今となってはヘッドホンブランドなのか、BOSEの話。ただ自分のような古い人間にとってはBOSEはUSを代表するスピーカーブランドだし、街中にBOSEの101や111ADがあふれた時代もあったのだ。
今もオークションやメルカリでは多くの同社スピーカーを見ることができる。インフレ・円安・商品の程度 色々あるにしても、中古の値段が何十年経ってあまり変わらないのはさすがだと思う。
自分も30年以上前の一時期、同社111ADをメインに使っていたことがある。6畳一間に111ADとSONY TA-F555ESX II プリメインアンプと同 CDP-222ES CDプレーヤー。
111AD購入時に簡易スタンドが付属していたから、それに乗せて床置きでよかった。
我が家にも色々スピーカーがあるが、単純に時間を言えば、コロナ以降 一番聞いているのはBOSE SoundLink mini なのだ。3.5 mm外部入力端子で有線接続OK、Bluetooth OK。人の声が聞き取りやすいし、昨今のWeb Meetingなどには格好だと思う。買ってから10年以上経つが不具合もないし、たぶん年間200日くらいは聞いている。
(現行はSoundLink Mini II Special Edition、給電も自分の旧機のドックではなく、USB-Cポートでさらに便利になっている)
BOSEは一世を風靡したからステレオサウンドの別冊も出た。昨年それを中古本として購入し、読んだ。
で、2024年になり、またなんとなく手に取り読んだ。新しい知見もなく物欲もわかないが、菅野沖彦氏が「ボーズこそが小型スピーカーでリヴィングオーディオのカテゴリーを築き、新世界を創造した先駆者だ」と記していた。BOSEは生き残り戦略で商品形態を変えてきただけで、間違っていないと思う。自分は I love BOSE だ。