カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
タミヤ モデル・クリーニングブラシ(静電気防止タイプ)がなくとも、すでにレコード試聴時にSIMCOの自己放電ブラシで静電気対応はしている。これはポリエステル繊維+銀導電処理+アルミテープで、自作するにはよい。
ホコリだらけのレコード自体が我が家にはない。ハミングルの超音波ビニールレコードクリーナーで超音波洗浄もしている。 なかなかブラシの効果を確認もしにくいが、手元のSFC 静電キラーブラシとタミヤ モデル・クリーニングブラシを比べてみた。 昨日オーディオ用途のSCFは値段が高く、両者5倍くらい値段が違うと悪態を書いた。が、実は毛量が5倍以上違いSFCの方が多いから、その意味ではSFCが悪いわけでもない。毛の質も全く異なり、SFCは天然毛+人口毛なので手触りがよく、タミヤは有機導電性繊維+PBT樹脂の化学繊維そのもので細い。確かめたわけでもないが、レコードの溝の奥まで毛先を入れるなら、タミヤの方がよい感じはする。 静電気測定できれば双方の違いがわかりやすいが、持ち合わせていないので感覚勝負で。 物量が違うにしては効果はトントンかなという気がする。タミヤはよくできている。ただ、これは使い分けた方がよい。毛量からしてレコード盤とレコードプレーヤーのホコリはSFCで、形の複雑なアーム周りやカートリッジは毛の柔らかいタミヤで、自分は分けるつもりだ。アームのアースを取っている人も少なくないが、アーム周りの静電気対策・アース対策はした方がいいと思う。音が明瞭になる。 特にタミヤはブラシの逆側にミニブラシが付いており、カートリッジ周りを撫でるには格好(ただし材質はPBT樹脂で導電性繊維ではない)。針はブラシではなく専用のスタイラスクリーナーの方がよかろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 15, 2024 12:00:18 AM
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