カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
Soulnote X-3 クロックジェネレーターの出力インピーダンスは50Ωで、入力したいCH Precision C1は75Ωだった。
もっともそんなことは初めからわかっていたのだ。今まで使っていた謎10MHz ルビジウム・クロックも50Ωだったからインピーダンス変換器を使っていたし、それで不都合もなかった。もっと言ってしまえばC1とは50Ωでも75Ωでもロックした。X-3もロックする。 ただ気分が違う。数字が合わないと気持ちが悪い。それにそもそもオーディオ機器にクロックを使おうなんて人は一家言ある人ばかりだ。ネットを渡れば、50Ωと75Ωを混在させるなんて信じられないDEATH!という主張が散見される。だから反論を持たない自分は、インピーダンス変換器を使い、ターミネートもしてきた。 X-3には新しい整合を試すこととした。10MHzクロック専門というちょっと変わった専門店Cybershaft(サイバーシャフト)の50Ω整合器 CYB-MA01だ。合成抵抗方式でお値段2,200円とお安い(2024.2現在)。元々ここの50Ω BNCセミリジッドケーブルを使っていたから馴染みはあった。 もちろんX-3 → CYB-MA01 → C1で問題なくロックした。 その上で、既存のインピーダンス変換器 STACK PD024(トランス型)と比べて音はどうなのか。 なかなか瞬時比較というわけにもいかないが、50Ω整合器はクリアだな。焦点も絞れている。いいクロックケーブルを使った時のような変化であるし、音量を下げた時の満足感が高い。大音量派の自分が3dBくらい下げても大丈夫になる。なかなか目に見える変化は珍しいかも。もっともインピーダンス変換器もメリットはあって、空間を捉えたような余韻豊かな音源あるいはライブ音源はこちらの方が向いている気はする。 が、曲によって替えるわけにもいかない。50Ω整合器 CYB-MA01に固定する。インピーダンス変換器 STACK PD024には別の使い道がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 19, 2024 12:00:19 AM
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