カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
企業に「安定=緩やかな死」みたいな風潮はある。時代に応じてニーズをとらえ続けないと売り上げが上がらないから、どこも必死だ。変革を止められない。
が、個人の趣味は、状態が安定し満足しているならば余計なことをしなければいい。現状維持は褒められる。ところが度が過ぎたマニアはバカだから「安定=退屈」なのだ。目先を変えたくなってしまう。 購入して30年弱になるAE2 Signatureの調子がとてもよい。不満がない。購入直後の3年間よりもこの3年の方が聴いてるのではと思うくらいだ。当時はアパートの一室だし在宅勤務でもないから環境が大きく違うにしても。 AE2 Signature自身に手は加えていない。エッジを変えたりネジを変えたりもない。トルク調整くらいか。過保護なほどに大事に大事に使ってきた。 が、スタンドはそうでもない。支柱の空洞に詰める鉛粒は増量されパンパンで、カタログスペック27kgのところ、実重32.5kgもあった。重さは正義。これは長岡派の重量重視だったから当然の対応と言える。もう忘れてしまったが、試聴では決めていないと思う。かといって元に戻すのも面倒臭い。鉛粒も処分できないし。 鉛粒ではなくジルコンサンドを詰めてみたこともあった。が、あれはスタンドのほんの小さな隙間からジルコンサンドが漏れてきて、大失敗だったナ。 そんなスタンドのスパイクは、少し前に書いたカイザーサウンド製のエコブラスで付属品ではない。8mm径は標準的と言えば標準的。気に入っているこれを、アンダンテラルゴのスルーホールスパイク(Andante Largo Through-Hole Spike)TS-M8に変えようというのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 14, 2024 08:14:56 PM
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