カテゴリ:音楽
収納でも書いた通り、レコードは重い。だから枚数を買うのも売るのも躊躇する。昔は30枚でも40枚でも電車移動で売りに行ったが、今はヘタレなので10枚くらいがいい感じだ。
最近も10枚売ってきた。そして5枚買って帰ってきた。金額的にはマイナスだが、これはもう興味だから仕方がない。CDで持っている、配信にあると言い出すと話が進まない。 (ただ配信でピンとこなかった録音がレコードで化けた経験はないし、CDや配信で良くてレコードはそれを数段上回るほど良かったという経験もあまりない。モノとして欲しいだけ、みたいな) さて、レコードショップでは、〇枚買うと更に〇%引きみたいなことがよくある。これをすることで店の商品の在庫が減り新陳代謝がよくなるので、効果的な売り方だと思う。買う側は値引きに釣られてハズレの1枚を買いがちだ。 外れない確率を上げるにはどうするか。 自分は枚数合わせのために、邦人Jazzコーナーに行くことが多い。和ジャズが一時的に流行ったが、あれはレコード会社が仕掛けたもので、長続きしたとは言えなかったと思う。邦人ジャズ奏者は実力に関係なく、ソフトは安いのだ。 ただ、なにせスタンダード曲の演奏が多いから、盤としては間違いないことが多い。長年 菅野沖彦氏録音盤を見聴きしてきたので、レーベルやエンジニアからもある程度想像がつきやすい。 それがない場合はフュージョンからピックアップする。FUSIONとは? 1980年代の大フュージョンブームの流れがありながら、復権できない音楽ジャンルではなかろうか。TVのBGMで用いられていることも少なくないから耳にはしていても、BGMとしかとらえられていないのかもしれない。自分はすごい好きなんだけどな。 フュージョンは奏者が邦人ジャズ奏者とかぶることも多いが、これまた輪をかけて安い。スタンダード曲は少なく変な編曲も多いのでそこは注意だが、陽気にさらっと聴ける傾向はある(褒めている)。 この日は(数合わせのつもりで)配信で聴いている The Square / 打ち水にRainbow と、見るのも初めての Tokyo Fusion を買ってきた。 打ち水にRainbow の2曲目"ハワイに行きたい”は、1983年 私的ベスト5に入る名曲である。別にLIVE盤もあって、SONYの青いカセットテープ AHFに録音してよく聴いたてな。あの時はFMからのエアチェックだったっけ。450円也。 未知の盤の場合、自分は参加メンバーを見る。Tokyo Fusion Nightは村上秀一名義で、難波弘之、大村憲司、松原正樹、細野晴臣、中村哲らが名を連ねたフュージョン。大村憲司フリークなので一も二もなく買い求めた。900円也。コレクションが増えた。 いい釣果だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 14, 2024 12:00:20 AM
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