カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
自分のブログを読み返すと、誤字や重複表現に気づくことが多い。そして、そのたびに修正している。放置する人もいるだろうが、私は10年前の文章でも修正してしまう。
では、そうならないためにはどうすればいいのか。もちろん、投稿前によく見直せばよいのだが、それができないことは、20年以上のHPやブログの運営経験が証明している。 実は今はChatGPTに代表される生成AIに文章レビューを任せる方法がある。企業や研究機関など、文章に関わる職場では、どこも頼っているのではないだろうか。実際助詞や接続詞の整理や統一記載にはとてもよい。英語チェックにも役立つ。 このchatGPTは文章を校正するだけでなく、変更するなど自在だ。自分の文章を雑誌風にも変えられる。先日Xiaomi TV A Pro 43 2025 を設置したことによる AE2 Siganture の再生音の変化を書いた。これをステレオサウンド誌風にしてみようではないか。 chatGPTへのプロンプト(命令)は以下の通り。chatGPTは放りなげるのではなく、細かめに命令した方がよい。(↓の「以下の文章」Blogの通り) 【chatGPT 4.0omni】 あなたは著名なオーディオ評論家です。日本のオーディオ雑誌であるステレオサウンド誌に執筆しています。”以下の文章”を添削して、誌面に相応しい文章に変更してください。追記してもかまいません。文体は言いきりでお願いします。 音場はずいぶん奥に引っ込むようになった。Eric Clapton の口元がスピーカー面(ツラ)位置よりわずかに奥に感じる。でかい板(画面)が後ろに移動し、かつ画面は前傾だから、聴こえ方は想定通りとも言える。ソフトにお金のかかった Destiny Child は、今のセッティングの方がエンジニアの意図に近かろう。定位もいい。サラウンド感も出る。特定の周波数のあばれも少ない。そしてこの部屋でより自由なセッティングの大型スピーカー Pass Laboratories Rushmore の再生に(ボディが別物なことは置いておいても)近づいた。(以下略)
音場は一層奥行きを持ち、Eric Clapton のボーカルがスピーカー面よりわずかに奥に定位する。大きなスクリーンが後方へと移動し、さらに前傾しているため、音の響きは想定通りだ。高額な制作費が投じられた Destiny Child の楽曲は、現行のセッティングがエンジニアの意図により忠実に近づいていると感じる。定位の精度は抜群で、サラウンド感も豊かだ。特定の周波数における不安定な響きも抑えられている。そして、この空間において、自由なセッティングが可能な大型スピーカー Pass Laboratories Rushmore の再生に近づいたと言える(ボディの違いは考慮しないとしても)。(以下略) 確かに「ステレオサウンド」っぽい言い回しになるのは面白い。しかも、毎回異なる文章を書くことができる。「ステレオサウンド」を「オーディオアクセサリー誌」に変えても、当然ながら異なる表現になる。 今回は一度だけ自分の文章をChatGPTに変換させただけで、複数回の指示はしていない。しかし、たとえば「評論家の〇〇氏の文体で」といった指定も可能だ。長岡鉄男氏や村上春樹氏の文体、あるいはオーディオポエム調の表現も自在に対応する(ポエム化面白いよ)。また、PDFを読み込むことができるため、メーカーのカタログやスペックシートを参照しながら紹介記事も簡単に作成可能だ。そして、何より言語の制約もない。 文章の変更にとどまらず、箇条書きや単語の羅列を元にした文章化まで、多様なリクエストに応じることができる。音の表現をより多彩にすることも可能だ。あなたもステサンの執筆者になれる!(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 15, 2024 12:00:23 AM
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