東京インターナショナルオーディオショウ2023(9/9)
【ステラ Stella、ゼファン Zephryn】やはりCH Precisionは見ていかないと。うちにもCH Precision製品はあるが、とにかく内部がきれい。赤い基盤やコンデンサやトランスの配置が美術品のようだ。購入して10年以上経つからC1+X1を売ろうと思ったこともある、でも性格=内面良すぎて別れられないみたいな。工業製品だから音は大事だが、愛着には見えない作り込みも大事だ。写真は2筐体のフォノイコライザーP10。音は聴いていない。ユーザーには毎年年賀状やショウ案内する代理店があるが、ステラもそんな一社。いつも案内ハガキをくれて(ちなみにハガキの写真は前回記したWilson Audio Sasha V)、それと引き換えに景品をいただける。そんなちゃちなものはない。今年はズームアルミライトだった。日本一遅いTIAS報告を書いていたら、CH Precision製品値上げの一報が飛び込んできた。この4月に上げたばかりではないか。またか。C1→C1.2のバージョンアップは前回迷って止めた。高額すぎて怖くなったし、C1購入の10年前とは用途が変わってきているからだ。当初はDACプリの認識が強かったし、Esoteric UX-1 CD/ユニバーサルプレーヤーのDACとしてSPDI/Fの用途がほとんどだった。今は使い方はUSB DACだ。アナログ系が充実してきたからプリとしての使用が減ったし、再生もストリーミングが多くなってしまった。そうすると進歩の早いUSB DACのVer.upに120万円というのは抵抗があった。かといって更に進歩の早いネットワーク機能/ボードをCHに組み込むのも悩ましい。それがどうだろう。12月からC1.2は税抜き6,100,000円(←5,200,000円旧)、C1→C1.2は税抜き900,000円(←720,000円旧)とのこと。C1→C1.2でUSB再生するには実はこれだけはダメで、+ン10万円かかる。USB DACでこれは...。いかん、値上がりしすぎて立ち眩みがする。