ＷＨＡＴ　ＩＳ　ＬＩＦＥ

　　　もう半年も前のことだけど

　　　イギリスで強く思ったことがある

　　　それは日本語の力・威力

　　　私は個人旅行をしたけれど会話力が問題ないレベルではなく

　　　相手の話をすんなりと自由に聞き取れるわけでもない

　　　でも英語は読めるので書いてあるものはすぐに分かる

　　　文字を見れば問題なく理解可能

　　　しかし会話というのは筆談じゃないのだから

　　　聞き取れないと不自由なこと極まりなく

　　　大きなストレスになるよね？

　　　日本の英語教育のお粗末さを嘆いても仕方ない

　　　まあ、日常の生活で英語は聞かないし話さないし

　　　（音楽や映画は除く・・・）

　　　簡単な表現でも何て言ってるのか聞き取れない

　　　カタカナ英語なんてあり得ないと実感

　　　私が相手に「ロイヤル・アルバート・ホール」と言っても

　　　Loyal　Albert　Hall　のことだとは分かってくれない

　　　地名も地図のアルファベットを見てないと聞き取れない

　　　これからは目は要らない！

　　　耳と口で会話の練習だね

　　　・・・・・で、前置きが長くなりましたが

　　　相手にこちらの言いたいことが伝わらず

　　　イライラしたのはプリペイドカードの払い戻しと地図

　　　駅で払い戻しを受ける時、場所を訊くのですが

　　　担当者によって教えてくれるカウンターが違う

　　　Aさんはこっち、Bさんはそこ、Cさんはあっち、って　

　　　頭にきた私は思わず日本語で怒鳴ったのだ

　　　”あっちだ、こっちだって、いったいどっちなんだよ！”　　

　　　日本語の威力は絶大です

　　　近くにいたDさんがすぐに案内してくれたよ

　　　３０ポンドちかく戻って来た（笑）

　　　私は完全に個人旅行だったので

　　　ガイドはなし、目的の場所には自力で行かなくちゃない

　　　移動はバスや地下鉄や長距離の鉄道・そして徒歩

　　　いろんな人、いろんな国の人に道をきいたよ

　　　今はほとんどの人がスマホ持ってますからね

　　　みんな親切にスマホで調べて丁寧に教えてくれた

　　　本当にありがたいことでした

　　　でも若者と違って元ヤングの私は見えない！

　　　スマホの小さな画面の小さな地図なんて見えない

　　　ショックですが仕方ない

　　　分からないと目的地にはたどり着けないわけで・・・

　　　ここでまた日本語で言ってしまった

　　　”こんなちっちゃい字なんか見えないよ”

　　　すると・・・・・相手は分かったのでしょう

　　　私を最後まで道案内して連れて行ってくれました

　　　いい思い出です

　　　自分の写真は全く知らない人達に撮ってもらったし

　　　困ったことは多くても解決は出来る

　　　今度は本格的に英語力をアップさせて行こう