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テーマ:音楽のお仕事♪(1696)
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先日愚痴を書いたブライダルのお仕事。
数日前、またここの社長から電話がありました。 6月某日にパーティーが(ブライダルではないらしい)あるのでそこで 弾き語りをやって欲しいとのこと。 で、「もう決まっちゃったから空けといて」・・・って。 またコレだよ。。。完全にこちらの都合は無視ですか、そーですか。 私はここ専属のピアニストってわけではないし、私には私の 都合があります。 なのに私の予定を確認する前に、先方に「弾き語りの奏者が入る」と いうかたちで受付けてしまう。どうやらそれがここのやり方。 「でもその日、(ラウンジの)仕事が入ってるんですけど…」と言っても、 なんとかして空けてくれと言う。。。 昼間とか夕方過ぎぐらいまでに終わる仕事なら引き受けられなくもないですが、 どうやら時間的に、この仕事を受けるとラウンジには行けなくなる様子。 電話があったのは彼氏とのデート中で外にいたこともあり 「スケジュールをちゃんと確認したらまたこちらから改めて連絡します」 と言って、とりあえず保留にさせてもらいました。 実は来週にも1本ここで仕事が入ってるんですが(これもまたブライダル ではないようですが)、その時もこういう感じでした。 しかも最初は夕方頃の時間と言われていたので、それなら夜からのラウンジの 仕事にも間に合うなと思って引き受けたのに、あとになって「時間間違えてた。 夜からだった。」と言われ。。。 「その時間なら無理です」と言うと、当初の予定より高いギャラを 提示してきて、「弾き語りが入るって事で受けちゃったから、とにかく なんとか空けてくれ」とゴリ押し。 この日の仕事は渋々引き受けることにしたのですが、今回のオファーで 完全にキレました。 どっちにしても、来週の仕事が終わったらハッキリ決別宣言するつもりで いたので、ちょうどいいやと思い、電話があった翌日にこちらから 社長に電話を掛けました。 そして、「スケジュールを確認してみたら、依頼を受けたその日はちょうど 同じ時間帯に(単発の)仕事が入っていた」ということにして、こっちの 仕事の方が先に決まってたやつなので、とにかく無理です、と6月の仕事は 断りました。(「ラウンジの仕事があるから」と言うと、「そんなの 休ませてもらえ」とか言われるので、絶対キャンセル出来ない用事を でっち上げるしかありませんでした) そして、5月の仕事以降はもう全面的にそちらでの仕事はお受けできませんと いう旨を伝えました。 ちなみに、ここをなるべく角を立てずにどう言うべきか相当悩みました。 なにしろ元々ラウンジの常連様なわけで。仕事での関わりが切れても 今後ラウンジで顔を合わせる可能性は高いわけですから、ヘタにケンカ腰に なるわけにもいきません。(^ ^;; 社長は結構ショックを受けた様子で、「弾いて歌も歌える人はなかなかいないから…」 と渋られたのですが、もう何を言われても「申し訳ないですけど無理なんで」と 無理無理言い続けて(苦笑)やっと電話は終わりました。 ずーっとここでの仕事のことを考えると気持ちが重くなる日々が続いて いたので、この電話を切った瞬間から久々に心がスーーーっと晴れていきました。 いなくなってそんなに困る人材ならもっとそれなりの扱いをするべきだったと 思うのですが、この社長さん、今回のことで少しは「しまったなぁ…」と 思ってくれたかなぁ。 次にあの社長さんに目を付けられた奏者の方が、もうちょっとマシな 環境・マシな条件で気持ちよく仕事出来るようになっていることを 願うばかりです。 音楽で生計を立てている以上、もちろん演奏の仕事は1本でも多い方が 助かります。でも「仕事がないよりはマシだから」という考えで、 どんな劣悪な条件の仕事でもホイホイ受けてしまっていると、自分の 生きている業界を長い目で見た時に、結局は自分達の立場をさらに 悪いものにしてしまうんじゃないかという気がしています。 まぁ、いろいろ悩まされた一件でしたが、これもまた今後の糧にしつつ 更なる精進を重ねていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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