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カテゴリ:人について
TBSでやってた『ヒロシマ』ってのを見てしまった。
しかも続けて『ホタルの墓』。。。 ちょっと気が滅入った。 原爆作って、投下して、キノコ雲を撮影したアメリカの科学者が広島訪問して、さらに被爆者とも対談していた。 平和記念館を見学し、被爆者と生で話をしても、悪びれた様子も、罪悪感も、反省の言葉も一切無なし。 さらには、銃で撃たれて死ぬのも原爆で死ぬのも一緒だ、とか、戦争時は民間人でさえも皆が皆罪人だから仕方ない、とか。開き直る。。。 結局被爆者が抱く苦しみとか、事の重大さとか、まったく意識のレベルが違うなあって思った。抽象的な視点でしか世界が見えない、そんな視点しかもてない科学者に失望。 問題は、「死ぬのは皆一緒」とか、「仕方ない」とかそんないい加減な言葉では拭い切れない、逃げ切れない、どうしようもない、救いようのない苦しみをあなたは生み出したんですよ、ってことなのに。 科学者はけしてヒューマニズムを忘れるべきではないよなと思った。 ヒューマニズム、すなわち、人間が人間自身の弱さを自ら見つめること。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.07 01:52:31
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