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「Life」を求めて

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2009.11.03
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テーマ:弓道(485)
カテゴリ:カテゴリ未分類
【09年10月24日(土)50射33中6.6割 ◎10 △1】
【09年10月25日(日)42射21中5割 ◎8 △1】

十月は矢数、的中率共にまずまずな結果。
22kgの弓で矢数を掛けられるようになってきたが、どうしても稽古後半は射が崩れがちである。
強い弓を疲労無く楽に引くような技術が要求される。下記今月の収穫。
・足踏みは左拇指と右踵への重心。左拇指を的側へ向け若干のオープンスタンスで立つことで、左半身を強くした。
・妻手取り掛けの変更(前回の日記参照)。

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一月 矢数集計 【266射 121中 4.5割】
二月 矢数集計 【214射 100中 4.7割】
三月 矢数集計 【287射 153中 5.3割】
四月 矢数集計 【312射 175中 5.6割】
五月 矢数集計 【308射 148中 4.8割】
六月 矢数集計 【256射 120中 4.7割】
七月 矢数集計 【406射 184中 4.5割】
八月 矢数集計 【314射 168中 5.4割】
九月 矢数集計 【256射 128中 5.0割】
十月 矢数集計 【358射 198中 5.5割】

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2009年 総矢数:3170射
総的中数:1495中
的中率:4.7割

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【09年11月3日(火)50射29中5.8割 ◎7 △2】
9日振りの稽古。
肩甲骨の使い方を気を付けた。

四つん這いになって肩甲骨を寄せた状態で、カメのように首(うなじ)を上に伸ばすと肩甲骨が下がることがよく分かる。
この感じを、物見でのうなじの伸びと肩甲骨との連動に応用することで、左肩甲骨の締りがはっきりと変わってきた。
物見で視野に的を捉えた時、条件反射のように同時に、うなじの伸びや、足踏みの確かさ、肩甲骨の入り具合が把握できることがある。的を凌駕するというか、吉田能安でいう「的を自分の心に納めてしまう」ということだろうか。

また、より肩甲骨や前鋸筋(脇腹)を使うために、弓手の肘の返しということも大切で、弓構えから肘の皿を上に向けるようにする。
手の内も拇指と中指との輪を支点とし、肘を返すのに伴い、天紋筋が弓に接触する。
羽引きをするとより天紋筋と前鋸筋(脇腹)、肩甲骨の感触が掴める。

今日は強い弓手が作れたと思う。

後半、射が崩れるのは、やはりまだまだ負荷を受けるバランスに無理があるからだろう。
射が崩れてきたと思ったら、すぐに稽古をやめたほうが良いのかもしれない。。。

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下記、意志の自覚についてのメモ

「真剣に弓を引く」とか、「一射一射を大切に引く」とかってことは、その都度その都度の稽古の中で、思い付きのようにする努力ではないのだと思う。
努力不足だったり、意志の弱さを自ら問うということは、言い換えればその当人の自覚が問われるということだろう。
自覚の拡大を要求しているということだ。

自覚ということには、大小深浅様々な段階があると思う。
的中てゲームとして目の前の的中を求めることでも、チームの責任を背負い目の前の的中を求めることでも、どちらでも射としては同じだが、その自覚の大きさは異なる。

自覚ということは、現在の意識に集中するということともまた異なることだと思う。
自覚ということは、意志を自覚することである。

意志はどこからやってくるのか、それは仲間であったり、敵であったり、歴史であったり、未来であったりする。
要は自分ではない、現在でもない、絶対の他から自己に、現在に与えられて来るものだと思う。
他を自覚するということが、場を了解するということであり、場に包まれる他者や、歴史や時間の了解でもある。同時にそれが自己の了解でもあるのだろう。
弓を引くという行為のうちに、そこに関わってくる他者についてや、自己の身体や精神のクセだったり、弱さだったり、時間・空間の濃淡だったり、人生の強烈な意味だったり、同時に虚しさだったり、色々なものが見得てきくることがある。
その雑多な場所の拡大、自覚の拡大の内に、意志の方向性も見えてくるのだろうか。。





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Last updated  2009.11.03 23:38:58
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