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南無というのは、「すべておまかせ」という意である。
日々、杉の木立を見つめながら坐禅をしている。 風に身を任せゆらぐ枝葉はよく南無の意を表しているものと思う。 あるいは、天からゆっくり降る雪にも。 あの風雪枝葉のような柔らかさをこの心身に写し取りたい。 正しい地球の重力の受け止め方をあの枝葉に学んでいる。 神仏と人との間を仲介する者であるならば、この、南無ということを忘れてはいけないだろう。 合掌に南無の意が、お経の声、呼吸に南無の意が、お拝をはじめ、所作一つとってみても南無の意がなけれびならない。 この現実の意味も事実もあるがままにストンと腑に落ちていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.07 13:02:56
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