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「Life」を求めて

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2019.01.28
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カテゴリ:カテゴリ未分類

一家5人で参加のご家族もいてありがたかったです。

寝ニョロ、結跏趺坐の為の足ストレッチ、坐禅、講話しながら茶話会という流れでした。

先日、藤田一照さんから最近出版された『現代坐禅講義』文庫版をプレゼントしていただきました。坐禅会や修行僧に紹介してくれとのミッションも頂いて。
臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺師の帯コメントも、実は一度修正されたそうですが、修正前のコメントが素晴らしい。
最初に出版されたハードカバーの方は、以前一照さんに「一花開世界起」とサインを頂いて善寳寺専門僧堂に寄贈しました。
修行僧の課題図書の一つとなっております。


講話では岸政彦さん「断片的なものの社会学」という書籍からの引用と、詩人のまどみちおさんの文章、道元禅師の「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」を引用してお話を進めました。

「すずしかりけり」は冬にかかっていると思われがちだが、春夏秋冬すべてにかかっている言葉であると以前青山俊董老子から聞きました。
春は花ですずしかりけり、
夏はほととぎすですずしかりけり、
秋は月ですずしかりけり、
冬は雪さえてすずしかりけり。
春夏秋冬すずしかりけりと見て、すずしかりけりと暮らしていくことが大切ですね。

「春と花」の関係と「意味と事実」との対応関係についてお話ししました。
意味=なに性=春、事実=これ性=この花

人生には意味がある前に、生々しい現前の事実があります。そこに坐りましょうというお話。
「これ」は「なん」だ。ということが「現成 公案」ですね。





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Last updated  2019.01.28 08:53:30
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