|
カテゴリ:カテゴリ未分類
まどみちお 「そもそもアリや菜の花ちゅう名前自体、人間が勝手につけたものですよね。 われわれが社会生活をする上では名前がなくちゃ困るけれど、 名前で呼ぶことと、そのものの本質を感じることは別なんじゃないでしょうか。 なのに「あ、チョウチョだ。あれはモンシロチョウか」 と思った瞬間たいていはわかった気になって、その対象を見るのをやめてしまう。 どんな存在も見かけだけのものじゃないのに、人間はその名前を読むことしかしたがらないんですよね。 本当に見ようとは、感じようとはしない。それはじつにもったいないことだと思います。」 『いわずにおれない』集英社be文庫 世界をまどみちおさんのように「なに性」を〈これ性〉として見ていくことができない時代になってきていますね。 なに性 ー これ性
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.30 00:27:52
コメント(0) | コメントを書く |