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カテゴリ:修行のこと
仏祖・古仏の現成をわが身で公案すること
あるいは 仏祖・古仏の公案をわが身で現成すること これが仏道修行であろうかと思う。 この時の〈わが〉身は天上天下唯我独尊のわが身、いわゆる永井哲学の〈私〉である。 この修行は衣・食・住を調えながら行われる。 それらの詳細は清規という仏道修行のマニュアルに詳しく書かれている。 衣はお袈裟。袈裟を纏って坐禅をしてそれで成仏。 食は応量器。行鉢は悟りの行法である。諸法が仏法となる時節である。 住は僧堂。個室のないノンプライベート空間に身心を脱落させる。乳水の如く和合する。 永平初祖 学道用心集に曰く、「此の身心を以て直に仏を証する、これ承当なり」 現成・現ナマ・統覚・純粋経験・〈私〉をそのまま仏に空けわたしていく、これが直下承当ということであるらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.20 13:17:46
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