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「Life」を求めて

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2019.07.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類
情緒について
子育てをしていて強く感じること。
それは子供、親の感情、価値観、情緒、情操というものを全く無抵抗に引き継いでしまうということだ。
母親が父親を憎んでいれば、子供も同じように父親を憎んでしまう。
虫に拒絶反応を示せば、子供も同じように虫を見ただけで鳥肌が立つようになる。
空を見上げて星が綺麗だとか、一番星見つけたと言うと、子供も空を見上げて夜空に興味を持つようになる。
「子供には無限の可能性がある」とよく言う。
しかし、それを言う大人達の振る舞いが子供の可能性を直に限定してしまっていることについては、ほとんど無自覚である。
何をどこまでされたら怒る、悲しむ、憎む、喜ぶなどなど、子供は身近な大人の模倣しかしない。
世界の見方、そして、世界への対応の仕方を無自覚に子は親から、大人達から学び取る。
そしてそこで植えられた情操の種はほとんど一生本人と共に成長してゆく。
子の前で誰かを憎み続けている人は、子にそのまま人の憎み方を、その身を以て示しているのだ。
逆に言えば子の前で誰かを愛し続けて人は、子にそのまま人の愛し方を、その身を以て示しているのだ。
自分が抱いている憎しみは、子供を介して必ず自分に戻ってくる。子供に憎まれたく無いのなら、今すぐに人を憎むことを辞めて、許すことをしないといけないと思う。





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Last updated  2019.07.19 15:26:42
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