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テーマ:60年代英国音楽(180)
カテゴリ:60年代英国音楽
“The Cruel Sea” by The Ventures 1965 (Original:by The Dakotas 1963) メジャーリーグのポストシーズンが始まりましたね。 昨日は、アメリカンリーグのワイルドカード2チームによる1ゲームプレイオフで、ボストン・レッドソックスがニューヨーク・ヤンキースを6対2で破り、これでレッドソックスが地区シリーズに進出することになりました。 例によって、8回裏の攻撃の前、フェンウェイパークには『スウィート・キャロライン』が流れ、大合唱が聴けました。 やっぱりいいなぁ。 7回裏の攻撃前の “Take Me Out to the Ball Game” をNHKは時々、意図してかどうかかはわかりませんが、球場の様子をきちんと映さなかったり、スタジアムの音を絞ってしまうことが多いけれど、昨日はちゃんと見せてくれた。 羨ましいなぁ。 このフェンウェイ・パークには、一度行ってみたいです。 ********** ベンチャーズの『クルエル・シー (The Cruel Sea)』が流行ったのが1965年のちょうど今頃だった。 前の年にアストロノーツの『太陽の彼方に』が大ヒットしてエレキブームが起こり、この年にはピークに達していて、僕がちょうど高校に入った年だったんだけど、入学祝いにエレキギターを買ってもらったやつが結構いたようだ 。因みに、僕の場合はシチズンの最安腕時計だったが、これが実に嬉しかった。 “cruel” という単語はすでに知っていたかどうか記憶にないけれど、「クルエル・シーは、狂える海だよな」とかつまらない冗談を言って友人たちと笑い合った。 それからまもなくして、PPMの “The Cruel War” が流行って、この時は邦題が『悲惨な戦争』で、何も突っ込めなかったが、頭の中では「狂える戦争だな」と言ってみたりしたっけ。 ‘65年は、ビートルズの『ヘルプ!』が発売されて、ストーンズも売れ始めていたので、前年に引き続き、本当に色々あった年だなと、つくづく思う。 “The Cruel Sea” は、日本ではベンチャーズの十八番のように思われていたけれど、オリジナルはリバプールのダコタス、”Apache (アパッチ)” はシャドーズ、”Pipeline (パイプライン)” もシャンティーズの曲なので、当時は大きな誤解をしていた若者は多い。「全部ベンチャーズだ」ってね。 “The Cruel Sea” by The Dakotas ********** 10月2日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。 1. The Cruel Sea (ベンチャーズ) 2. 明日を忘れて (コニー・フランシス) 3. Every Breath You Take (スティング) 4. Vincent (ドン・マクリーン) 5. Nobody Knows the Trouble I’veSeen (ルイ・アームストロング) 6. A Song for You (Donny Hathaway) 7. Handle with Care (Traveling Wilburys) 8. Easier Said than Done (The Essex) リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。6.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲。1.&2.は1965年のこの時期に日本で流行った曲。どちらも9500万人のポピュラーリクエストで上位に入っていました。3.はこの日が Sting の誕生日(1951.10.2生,76歳)で。4.はこの日がドン・マクリーンの誕生日(1945.10.2生,76歳)で。7.はこの日がトム・ペティの命日(2017.10.2没,享年66)で、トラベリング・ウィルベリーズを。8.はこの時期ちょっと流行った曲を思い出してみたら、なぜか1963年のこれに行き着いた。邦題は『内気な17才』。 以上です。次回もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.07 15:09:20
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