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テーマ:60年代米国音楽(321)
カテゴリ:60年代米国音楽
“Let Your Conscience Be Your Guide” by Marvin Gaye 1961 坂本龍一氏ついに逝ってしまいましたね。 亡くなる直前まで様々なメッセージを発信していたのには頭が下がります。ご冥福をお祈りします。 **********
年度替わりにいつも思うこと。 1. 小学校の入学式に雪が降った これは、以前にも書いたけど、僕が当時住んでいたのが長野県東部だったから。今から思えばこの日は多分上雪(かみゆき)が降ったのだろう。上雪とは、南岸低気圧の影響で関東地方を中心に降る雪のことで、通常2~3月に多い。時には4月にも降ることがある。 この頃の入学式は4月1日で、母は着物の上に羽織を着て唐傘を差し僕の手を引いた。僕は保育園にも幼稚園にも行けない激しい人見知りだったので、その時の緊張感は今でも記憶にある。 教室に入ると、黒板に花とか動物か何かの絵がチョークで描かれていたが、何の絵だったろうか。思い出せないし、それ以降の記憶もない。ただ、講堂で撮ったクラスの集合写真は残っていて、その時に焚いたマグネシウムのフラッシュ音が異様に大きく、ほとんどスズメ脅しのカーバイトの爆発音みたいだったのは覚えている。爆発の瞬間に完全に目をつぶってしまった者もいた。 極度の人見知りも、この日から無くなった。 2.なぜ日本ばかりが4月なのか。 入学式や入社式が4月なので、欧米に留学したり留学生を受け入れる際に色々と苦労があったようだ。近頃ではその辺は柔軟に対応する例が多くなったようだが、敗戦後すぐにGHQは9月入学を決めてしまえば良かったのにね。その方が国際的にも色々便利でもあるし、夏休みが終わって新たな学年が始まるという流れの方が、火照った頭が徐々に冷めて勉学に励むのに適している気がするし、自然のように思える。 でも、本来明治時代に学制が確立するまでは9月入学を採用していたらしい。が、国の会計年度末を3月、年度替わりを4月に決めて、それに合わせて学校も4月入学になったとのこと。なんだか残念な気がする。 ********** 4/1はマーヴィン・ゲイの命日でした。若き日の歌声↓をどうぞ。 “Let Your Conscience Be Your Guide” by Marvin Gaye 1961 ↓今年もこんな感じで咲きました。春ウコン。 ********** 4月1日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。 1. April Love (Pat Boone) 2. The April Fools (Dionne Warwick) 3. Let Your Conscience Be Your Guide (Marvin Gaye) 4. 好きさ好きさ好きさ (カーナビーツ) 5. The Diary (Little Anthony & The Imperials) 6. Blue Moon (The Marcels) 7. Dedicated to the One I Love (シレルズ) 8. Dedicated to the One I Love (ママズ&パパス)#2 9. Penny Lane (ビートルズ)#4 10. Happy Together (タートルズ)#1 11. 見つめ合う恋 (ハーマンズ・ハーミッツ)#3 リクエスト曲は、5.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は毎年恒例4月第1曲目の『四月の恋』。続けて今年は4月1日に当たったので、バカラックの2.もね。3.はこの日がマービン・ゲイの命日(1984.4.1没,享年44)で。4.はこの日がアイ高野の命日(2006.4.1.没,享年55)で。6.&7.は今年とカレンダーが同じ1961年の4月1日付 Cash Box Top Singles #1と #2 の曲。7.~11.はやはり今年とカレンダーが同じ1967年の4月1日付 Cash Box Top Singles の上位4曲(#が順位)。因みに8.は7.の6年後のカヴァーで、偶然にも同じ4月1日にチャートの2位になっていたんです。こんなこともあるんですね。 以上、次回もよろしく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.06 12:17:40
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