|
テーマ:60年代英国音楽(180)
カテゴリ:60年代英国音楽
“Evergreen Tree” by Cliff Richard & The Shadows 1960 マグカップというものがありますよね。あのコーヒーや紅茶を飲むのに使うやつ 因みに、マグカップは和製英語と言ってよろしかろうかと。 リーダーズ英和によると、mug だけで「マグ (陶器又は金属の取っ手付きジョッキ形コップ)[以下略]」と最初に出てくる。つまりは英語圏では mugcup とは言わないので、覚えておきましょう。 そのマグですが、当然うちにもいくつかありますが、カップ&ソーサーと違って受け皿がないので、紅茶をいただく時にちょっと困るんです。 実は、僕は紅茶 (ミルクティー) を飲むときに、砂糖を入れるんです。砂糖を入れると、当然のことながらスプーンでかき混ぜることになり、そのためにはかき混ぜたスプーンを置くのにソーサーが欲しくなります。 したがって、時々こんな風に↓なります。
個人的な好みというか、僕のセンスとしては、ティーカップはちゃんとソーサーの上にスプーンと一緒に載った形で収まっていて欲しいのです。英語で a cup and saucer って言うように、いわゆるカップ&ソーサーで一つの物として存在していてもらいたいのです。 朝、紅茶を飲むことが多い季節になったので、明日からは久しぶりに本物のカップ&ソーサーで頂こうかと思っています。 ********** クリフ・リチャードの “Evergreen Tree (エヴァーグリーン・トゥリー)” という曲、本国(イギリス)では1960年のアルバム “Me and My Shadows” に収められていますが、シングルカットもされておらず、当時ヒットした形跡がないのです。 だから、僕らが中学生の終わりに近づいた冬(1965年になってから)によくラジオで聴いたのは、「我が国独自のヒット」というやつだったんですね。 同じくバラードの、本国でもヒットして我が国でも流行った “Constantly (コンスタントリー)” と入れ替わるような形で、二匹目のドジョウを狙ったんでしょうかね。でも、こういう曲をレコード会社の人が発掘してくれたおかげで、僕らはビートルズやストーンズと同時にクリフのバラードも楽しませてもらったというわけです。
“Evergreen Tree” by Cliff Richard & The Shadows 1960
********** 10月21日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。 1. Evergreen Tree (Cliff Richard & The Shadows) 2. The End of the World (Brenda Lee) 3. 風に吹かれて (R.C. サクセション) 4. Pistol Packing’ Mama (Al Dexter) 5. Unchained Melody (ライチャス・ブラザーズ) 6. 花のサンフランシスコ (スコット・マッケンジー) 7. Good Vibration (The Beach Boys) 8. She’s a Rainbow (The Rolling Stones) 9. いつも心に太陽を (Lulu) リクエスト曲は、4.ミスターコーラさん。5.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外穴沢選曲です。1.は先週のクリフ・リチャード特集の続き。どうしてもこれは外せなかった。2.「今月の歌」ブレンダ・リーで。3.はこの日が「国際反戦デー」で。日本で生まれた国際反戦デーなので清志郎くんの歌声を一発。6.~9.は、今年とカレンダーが一緒だった1967年が、いかに大衆音楽の歴史的転換点だったのかを知ってもらいたくて、年間トップ100からの選曲。1967年の10月21日には米国で大規模なペンタゴン大行進が行われました。因みに9.は1967年10月21日付 Cash Box Top Singles の第一位、”To Sir with Love” の主題歌。 以上。次回もよろしく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.01 11:32:44
コメント(0) | コメントを書く
[60年代英国音楽] カテゴリの最新記事
|