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テーマ:TVで観た映画(3916)
カテゴリ:邦画
まさか地上波でチェックする事になろうとは!
期待通りのドタバタコメディ。 「これは必要なのか?」と思わせる小ネタが多く、 無駄に時間が長かったような気もするけど、 観てる間に「長い」と感じさせなかったテンポの良さは流石。 知名度のある濃い俳優を配してるため、 あれほど短時間で目まぐるしく人物が登場しているのに、 観客を混乱させなかったのも上手い。 し、しかし、筆耕係のオダギリジョー。 あれは、あれは有りなのか? 声ですぐ解ったけど我が眼を疑ってしまった(笑) 筆耕係という地味な仕事の存在はNHKのバラエティ 「サラリーマンNEO」で知ったばかりだったけど、 その役をまたオダギリジョーに当てるセンス! 三谷幸喜自身による監督のため 舞台劇風演出だったが、それも悪くない。 長回しが多かったわりにはカメラ自体を移動させていたので、 緊張感が持続されていた。 またこの方法は、多くの人物が入り乱れてる雰囲気が出て良い。 海外ドラマ「ER」的撮り方といった感じか・・・。 かと思えば固定カメラも挟み、 緩急つけて変化を持たせたりして・・・、 監督としても上手いじゃん。 多数の登場人物が複雑に絡み合う緻密な脚本とそれを組み上げた演出。 ほぼ完璧な映画だったと思う。 出来ればラストに、 ライトアップされたホテルの外観で締めくくるとか、 映画ならではの派手な見せ場が欲しかったくらいか・・・。 そうそう、ホテルのアナウンス 「総支配人によるカウントダウンパーティがまもなく始まります」で コメントに「総支配人」は必要なのか?と吹いたけど、 それが清水ミチコさんの声だったから余計に笑ってしまった。 いわゆる適材適所(笑)そういう映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.31 09:49:58
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