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カテゴリ:ドラマ・バラエティ・報道
某テレビ局の夕方のニュースで昨日、
某菓子メーカーの「さらに恐るべき実態」として 工場勤務経験者の電話インタビュー的な声が流された。 ちょっとしたスクープ扱いで・・・。 その某菓子メーカーには親戚とか知り合いが勤めていないので、 遠慮なく書かせてもらうけど、 確かに不衛生だったりした事は問題だった。 しかし、あの報道の流し方は無い! 「落ちた商品でも3秒以内だったらOK」 その電話の言葉だけを報じ、 落ちた『物』をそのまま売った可能性を 事実として取り上げ、視聴者心理を煽ったのだ。 その様は、 まるで写真週刊誌の見出しのようだった。 言い換えたら、 見出しのみで中味の無い報道。 どんな商品が、どんな状態で落ちたのかは全く触れていない。 ここで問題と感じたのは、 受け手の感じ方しだいで憶測が如何様にも膨れ上がる事。 その放送演出も「恐るべき実態」を強調していた点。 事実誤認を誘発する危険性にある。 CMを引き上げた企業なんて、 マスメディアにとっては数字を稼ぐためのオモチャに過ぎない。 実は3秒ルールって、 それだけで特番が作れるくらい奥が深く繊細な題材なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.17 10:37:22
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