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テーマ:TVで観た映画(3916)
カテゴリ:邦画
忍者を扱った映画としては面白いほうだった。
原作は「甲賀忍法帖」なのですね。納得。 山田風太郎の作品は娯楽性が高くて良い。 しかも、この原作が1958年連載開始作品とは! 古ッ。 妖術的な特殊能力やグループ対決というエンタメ要素が既に満載! 今もって遜色無い先駆的名作が元ネタという事なのだが・・・。 映画SHINOBIはコミック版「バジリスク」に近いという。 し、しかし、どちらも未読(汗) なので逆に、映画としては純粋に楽しめた。 ストーリーは忍者版ロミオとジュリエットが縦軸となっており、 悲劇的結末は多少なりとも予測できた。 それでもオダギリジョーの最期には胸が熱くなる。 そして、里を守ることで彼の愛に報いる仲間由紀恵・・・。 素敵じゃん! 願いが叶うんだからハッピーエンドだよ、たぶん。 ただ基本「忍者アクション映画」なんだから、 忍術の説明(キャラ紹介)に多少時間を割いて欲しかった。 そしたら超能力みたいな忍術に「すっげぇ~」と、 より感嘆できたと思う。 説明不足だったから「今、何した?何が起きた?」と、 考え込んでしまった。 にしても、仲間さんのファーストショットの美しさといい、 アクションもCGも自然描写も、画的なものは全て頑張ってたと思う。 あと、ラスト部分で流れを切らずコンパクトに繋げていたら・・・、 私的には最高点をあげたいくらいだ。 なぜなら、もともとB級映画好きだから(笑) 日本版ラジーの「文春きいちご賞」なんて、最高の勲章でしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.21 01:19:08
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