あぐらンジュブログ

この休日、ＤＶＤならではのコメンタリーを観たり、
プレミアムエディションの特典ディスク「プロトタイプＤｉｓｃ」を観た。
なんとプロトタイプは本編１８０分以上で、
脇道の特典映像も見ると、さらに４０分以上が加算される（笑）



まずスタンダードＤＶＤと共通のコメンタリー付きからチェック。
コメンタリーのメンバーは
本広監督と村上プロデューサー、麺通団から田尾団長とゴンさん。
とても賑やかなコメンタリーで再生中、本編の音が聴こえないほど（笑）

そのコメント内容は裏話や内輪暴露ネタ満載でテラワロス。
かわりに、本編を楽しみながら同時にコメントも聴く・・・
てな感じの視聴には向かない。
コメンタリーは麺通団の漫才だと心構えて視聴するのが良い。

そして、マニア垂涎（？）のプロトタイプＤｉｓｃ。
これはデータベース的仕様となっている。
例えば「本編で合成されたりＣＧ使われた映像」という部分は、
わざわざそれが解るように合成前の映像が使われてたりするのだ。

合成用のグリーンの背景が車の外に映っていたり、
キャプテンＵＤＯＮでなくワイヤーで吊られたスタントマンだったり、
絵コンテが挿入されてたり・・・。

カットされた未公開映像はほとんど入れたというが、
完全版とは方向性が全く異なる。
それゆえの「ブロトタイプ」というネーミングに深く納得させられた。

また、ＢＧＭがほとんど被らないため余計に長さを感じる。
「作品として楽しむものとは違う」という意味も込めての
ブロトタイプのようだが、
逆に単なる未公開シーンの寄せ集めと違うため、
本編の流れの中で鑑賞できる嬉しい仕様だと言える。



このディスクの大きな見所は二つあった。
一つはユースケとトータス松本のデュオ「リュックサックス」のステージが、
丸々入っていた事。
なんと撮影時、一曲目には映画未使用の
「テクノロジーオブラブ」が歌われていた。
これは幻のデュオ、リュックサックスのオリジナル曲らしい。
続いて二曲目、
映画の中でも印象的だった「バンザイ」を熱唱するのだが、
これはフルコーラスヴァージョンにて収録！

そして見所の二つ目は、
マルチで怒濤のごとく映し出されたＵＤＯＮ情報の完全版。
これは本編中に分岐となる特典映像で、
マルチ映像と共にＵＤＯＮアイコンが現れた時、決定を押すと見られる。
少しだけ映った佐々木蔵之介による四国学院大学の講義映像はもちろん、
名物ＵＤＯＮ店やＵＤＯＮ体操やＵＤＯＮ自販機など、
ネタ情報も含めテンコ盛り！

全て観たら満腹になること請け合い。
満腹でもＵＤＯＮは別腹というから食べたくなってしまうが（笑）

お遊び好きの本広映画をＤＶＤで楽しむなら、
プレミアムエディションが絶対にオススメである。