あぐらンジュブログ

引き続き実写版「ゲゲゲの鬼太郎」公開記念。
鳥取県境港市の水木しげるロードから。



水木しげるロードを境港駅から進むと、まもなく妖怪神社が見えて来る。
「鬼太郎はうす」の向かい側に位置した名所で、この辺は結構賑やか。

●猫娘・ぬりかべ



猫娘ブロンズ像は妖怪神社の向かい、鬼太郎はうすの斜め前にある。
主要キャラにして鬼太郎にほのかな恋心を寄せるツンデレ系。
カツオブシが大好物。
実写版映画では田中麗奈が演じている。
よくこの仕事を受けたなぁと思ったけど確かにネコ科の顔かもしれない。
案外ノッて演じたみたいだし（笑）

そしてこれも主要キャラの、ぬりかべ。
基本的におっとりした包容力のある癒し系。
実写版映画では伊集院光が声を担当してるらしい。
ほとんど「ぬりかべー」しか言わないキャラの気がするけど（笑）
ちなみにこのブロンズ像、ぬりかべにしては極端に小さく作られている。

なお、猫娘の背景に写っているのは「ギャラリー＆手作り工芸館むじゃら」
妖怪神社が隣にあるため、端にのぼりも写り込んでいる。

●妖怪神社



水木しげるロードを単なるブロンズ像通りから脱却させた最初の施設、
と言われているとかいないとか。
鳥居の横木は一反木綿。

一見、意味ないように思われる施設だが、
イメージ戦略的にも旗となる記念撮影ポイントであり、
そこが妖怪にちなんだ街だと印象づける事に成功している。
また、イベント開催時には多いに役立ったと想像つく。

このようにマニアックな発想と長期的展望は大切だと思う。
たぶん通常のお役所仕事だとこうはいかないだろう。
「この一角にそんなもの作って誰が喜ぶのか」てな感じで。

●妖怪神社～妖怪ショップ ゲ・ゲ・ゲ



実はここが映画「妖怪大戦争(2005年版)」でロケ地になっている。
主人公：稲生タダシ（神木隆之介）の歩く姿が、
ちょうどこんな角度で撮影された。

写真内別枠には妖怪神社前にある目玉おやじの入浴石碑。
「目玉おやじ　清の水　水木しげる」と、一句記されている。
この目玉は回転している所がミソ。
ちょっとした事だが、アトラクションぼい「お遊び」の積み重ねが、
街全体をテーマパーク化する要因になるのだ。

●妖怪ショップ ゲ・ゲ・ゲ



妖怪神社の両隣には手作りグッズを売るショップがある。
一方が先に紹介した「むじゃら」で、
もう一方が「一反木綿に乗った鬼太郎の看板」を掲げる
この「妖怪ショップ ゲ・ゲ・ゲ」
目玉おやじの電灯、店内には「ようかいポスト」がある。
ここで投函すると、妖怪にちなんだ消印が押されて届くそうだ。