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テーマ:TVで観た映画(3914)
カテゴリ:邦画
小松左京原作の大ベストセラーを、
現在のCG技術によって二度目の映画化。 WOWOWにて視聴した。 リメイクのシナリオは大幅に手を加えられていた。 最も異なる点は「和製アルマゲドン」と言われ放題のラスト! あとは小野寺(主人公)の彼女がハイパーレスキューで、 小野寺よりも目立ってることだろうか(笑) 総合的には、思ったより良かった。 旧作より「救い」があるし、見応えあるシーンも多い。 しかし、さほど「面白い」わけではなかった・・・。 元々いたたまれない話だからではあるけど、 主人公が大人しい、大人しすぎる。 欧米人が見たら 「なんて、感情を表に出さない主人公なのだ」と言うだろう。 それに加えてラストの失速感。 柴咲コウとの別れのシーンで盛り上げておきながら、 以降、グタグダな幕引きへと引き継がれる。 どうせ「アルマゲドンみたい」と言われるのなら、 本家と同じくらいガーッと盛り上がるテンポの良いラストにして欲しかった。 とは言え、 原作では沈没の始まりを象徴し、真っ先に噴火した富士山が、 今作では真逆の扱いになっていた所など、 「よく練られてるなぁ」と思う部分も結構見られたりもした。 あの「何もせんほうが良い」の名台詞も引き継がれてたし(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.08 23:47:09
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