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『神霊の国日本』井沢元彦 午後読み始めた本 『神霊の国日本』 井沢元彦。 ブックオフで、300円なり。 司馬遼太郎が105円で、井沢元彦が300円の理由が分からない。
作家の歴史ものは、読みやすい。 歴史家みたいに 正確にしようとあれこれ書いたりせずに テーマを絞って まるで目に見えるように書いてくれるからだ。 どう話すと読者に受けるか 考えて書いてるからね。
井沢元彦の書き方はかなり固いけど 愛知県の出身で、織田信長に肩入れして書いているので、 信長に興味を持ったわ。
信長は殺されちゃうんだけど 日本人は、強烈なヒーロー・独裁者が嫌い で、長く続かない法則があるらしい。 平清盛・井伊直弼 あと誰が書いてあったっけ・・・・? 家康は賢くて、合議制を取り入れたから 徳川幕府は長く続いたってさ。
井沢元彦が言うには、日本人は言霊に支配されている民族だって。 しかし信じている言霊というのは、迷信でしかない と断言している。
私は、国土が狭くて 血が濃くて お互いの歴史を共有し 皮膚感覚でお互いを理解した遺伝子みたいなものがあるんじゃないかと思う。 海や森林を見るとアルファー波が 自然に出て癒されるみたいな 原始の脳があるんと違うのかなぁ。 言霊っていうけど 実は言葉に出さなくても魂(潜在意識)でわかってる。 もう一つは、言葉にするとイメージが脳に刷り込まれることを知っていた。
結局のところ 言霊を迷信だと思う人には、迷信なんだわ。 それを感知するセンサーがないから。 日本人のシンパシーというのは、2000年の歴史の中で作られたものだから、 それを否定すると 感じられなくなるんだわ。
言霊って、実は日本人だけじゃなく 口伝えの伝承文化のある民族では、 言葉による昔の人との魂のつながりがあるんじゃないかと思うわ。
誰かの発した言霊に引きずられる必要はないけど 心の中に湧いた言葉 ・口をついて出てきた言葉は、 どこかで自分の祖先が感じた魂の言葉かも しれないわ。 丁寧に聞き取る必要があると思うわ。
・・・続きは夕食の後で読もう! ・・・読書も楽しい。老後の楽しみは多い方がいいでぇ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月08日 17時44分15秒
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