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『神霊の国日本』 戦国時代の名将は、経済力のある者だった! 『神霊の国日本』井沢元彦のP148から 名将の条件が書かれている。 戦国の名将の武田信玄・上杉謙信・北条氏康・毛利元就・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・伊達政宗の共通点はどこだろう? 武田信玄・上杉謙信・北条氏康は金山を持っていた。毛利元就は、銀山を持っていた。 北条氏康・毛利元就には、海運を生かした交易の利があった。 つまり、名将とは、金を持ってることである。
それ読んでさ。 歴史が始まったころから、現代までずっとそうだって思ったわ。 アレクサンダー大王が遠征したのは、金がたんまりたまっている国だった。 ペルシャ・エジプト・インド・・・ ジンギスカンの征服欲を心理学してみる! 遠征のために雇った兵士に金を払わなくちゃいけないからね。 無駄な戦はできなかった。
スサノオは、出雲の鉄、備前・備中・美作の鉄の権利を持っていたから、勢力があった。 桃太郎は、鬼(鉄の採掘・精錬していた渡来人)から、財宝と鉱山の利権を奪った。 岡山の温羅伝説も吉備の鉱山権を吉備津彦に取られた話。桃太郎を追え 吉備編
つまり、戦争は、金を生む鉱山などの利権を争って起こる ってことさ。 何か事件があったら 誰が一番得をするか考えたら真相が分かるということ。
もう一つ、戦争がうまくても 金が無かったら名将にはなれない。 兵士が食えない。報酬が与えられない。では、戦いが続けられないからだ。
現代人でも同じだ。 どんなに口がうまくても、どんなに頭が良くても、どんなにスタイルが良くても、 金がなくなったら家族は養えない。 友人や親族も寄ってこなくなる。
自分がやりたいことが続けられて、家族が養えて、 非常事態でも生き延びられる 十分な金を作ることは 良く生きることだ。
PS.金のない名将はどうするか? 無駄な戦争をして兵力を減らさないことだわ。 伊達政宗は、十分の技量のある武将だったが、プライドを捨て豊臣秀吉・徳川家康・前田利家を通じて、巧妙な世渡りをして江戸時代に天寿を全うした。 なるほど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月13日 19時01分08秒
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