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テーマ:暮らしを楽しむ(388262)
カテゴリ:日本ってなんだ研究
草薙の剣で切られたのは、徐福の子孫かも? ヤマトタケル東征路 今朝、ふっと「ヤマトタケルって、東国で焼かれそうになったよな。」と思い出した。 あれどこだっけ? ひょっとして、小田原あたりでは? 朝から調べてみた。 古事記と日本書紀で違うんだけど、相模らしいよ。つまり、今の神奈川県。 ヤマトタケルのお話はこうだよ。 …古事記タイプ ≪草薙の剣(くさなぎのつるぎ)≫ …白鳥の英雄伝説より http://www15.plala.or.jp/kojiki/yamatotakeru/yamatotakeru_05.html そして、ヤマトタケルは、相模の国(現在の神奈川県)に入りました。すると、相模の国造たちが、「この野には、大きな沼があって、そこに住んでいる神は、とても乱暴な神です。」と嘘を言って、ヤマトタケルをだまそうとしたのです。 ヤマトタケルが、その神を見てやろうと思って、その野に入ったところ、待ち伏せしていた国造たちが、いっせいに野に火を放ちました。火はたちまちのうちに、ヤマトタケルの周りを包み込みました。 「ちくしょうめ、だまされたか。」と言って、ヤマトタケルは、叔母のヤマトヒメの言葉を思い出し、もらった袋の口を開けました。するとそこには、火打石が入っていました。そこで、ヤマトタケルは、まず草を刀で切り払って、その切った草に火打石で火をつけました。 するとどうでしょう、燃え上がった火が向かい火となって、周りの火も鎮まりました。そこで一旦、ヤマトタケルはその場所を逃げ出し、隠れていた国造どもをすべて切り殺し、その死体に火を付けすべて焼いてしましました。 このようなことから、今では、その刀を草薙の剣(くさなぎのつるぎ)三種の神器の一つ。熱田神宮に祀られる)といい、この場所を焼津(やいづ=静岡県焼津市?)というようになったのです。 これは、ヤマトタケルサイドで書いているので、相模国造からみたら、また違った歴史になるだろうね。 ざっくり言って、相模川両岸と考えて、秦野盆地・相模原・八王子あたりまで含むんじゃなかろうか? ここの国造たちは、アンチヤマトタケルだったわけだ。 国造といっても、もともとここの豪族で、支配されるのを嫌がってたわけだ。 自分の土地なのに、地方長官扱いになって、税金をたくさん取られたらたまらんよね。
だから、相模の国造たちが結束して、ヤマトタケル軍をやっつけようとした。 だけど結局やられて、一族皆殺しの焼き殺しにされたという話。 徐福一族が、山の中に作ったのは、正解だったわけだ。 相模川周辺は、黄河や揚子江みたいなもの。食糧庫だわね。 その川上の盆地・天然の要塞に、秦があったように、大月・都留・富士吉田・山中湖に拠点を作ったんじゃないか? そうすると、奥の院は、富士吉田。 徐福一族のすべてがやられたわけではなかったと思うわ。
さて、その近くの甲府盆地は、だれが支配していたと思います? 甲府の竜王とか、甲の文字から、日本の中では、滋賀県の竜王インターが浮かんだ。 竜王のあたりには、甲賀・甲良など甲の字があります。 竜王近辺の民と甲州との民の関係を感じます。 …妄想の範囲。
さて、甲州盆地へは、富士川沿いに進みます。 静岡県の富士市・富士宮市あたりからさかのぼります。 甲州盆地の西半分は、昔は巨摩郡といったそうです。 高句麗からの渡来もあったようです。 …7C高句麗滅亡戦後の話ですが…。 馬をたくさん朝廷に差し出したようです。 甲というのは、高句麗系なのでしょうか?? 中国の広東州香港近くに広州があります。 また、浙江省上海近くに杭州があります。 どちらも海近くの町なので、渡来は可能です。 馬というキーワードから、 甲州は、高句麗系の国づくりを感じますが、時代が新しすぎるので妄想の範囲です。 富士見近辺・静岡平野は昔(登呂遺跡)から豊かで暖かかったので、徐福の時代でも、強い民が入っていたでしょう。 ヤマトタケル遠征図 ヤマトタケルにしても、蘇民将来のスサノオ?にしても、皆殺し、焼き捨てるという行動に、騎馬民族系の恐ろしさを感じます。 タケルが、双子の兄を殺すところも、実に恐ろしいです。景行天皇が、その荒々しさを恐れたというのも頷けます。でもその景行天皇もなかなか、恐ろしかった。 当時彼らに支配された人々、相模の国造のように古い豪族も庶民も、ただ恐れていたのでしょう。
ついでに、国会議員の甘利明氏は、確かここら辺の出身だったよな。と、調べてみたら、びっくりポンでした。 甲斐源氏の子孫。甘利氏の本貫は、甲斐の巨麻郡だそうです。甲州の巨摩群です。武田に仕えたり、長篠の戦に参戦しているそうです。強い武将の家系なんですね。 …wikipedia『甘利氏』より
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最終更新日
2016年03月06日 11時22分12秒
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