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テーマ:暮らしを楽しむ(388201)
カテゴリ:日本ってなんだ研究
紀元前700年の世界をのぞく『春秋左氏伝』 昨日ブックオフで古代中国の本を探した。 中国の本は、三国志までだな。三国志の時代は、紀元180年~280年。卑弥呼の時代。 もっと古い中国が知りたい。 『春秋左史伝』を見つけた。 春秋というと、殷・周の次の時代です。 紀元前700年ごろからです。 これ読んでみましょう。 レジで、960円て言われた。 あれ? 定価860円+税の本ですが、960円ですか? 声には出しませんでしたが、高いなぁ!! 108円の歴史研究を目指してたんだけどね。無ければ仕方がない。 頑張って読みましょう。 紀元前552年生まれの孔子が知る限りの古代の歴史書ってことですね。 しきたりやら、礼がたくさん出てくるのは、儒教の考えが入ってるんですね。
しかし、びっくりしますよ。 紀元前700年の外交術・社交術・祭祀方法・嫁取り・帝王学・戦争 馬で戦争をしてるし、箱車を使ってるし、馬に装飾があるし、 …以下発掘遺跡 中国最大の車馬坑・熊家冢車馬坑で、6頭引きの大型馬車3台をはじめ、43台の馬車、100頭あまりの馬の遺骸が発掘された。墳墓は楚王のものと... 発掘された墓は春秋戦国時代(紀元前770年-紀元前221年)の楚国(?-紀元前223 酒はあるし、鉄の剣もあるし、豚も飼ってるし、鶏も飼ってる。小麦も作ってる。 ほとんどペルシャと変わらんな。 これが、日本では縄文晩期のことだって。この文化格差がすごい。
中国は、この文化を作った民族とその後支配した民族が違うんだな。多分。 春秋左史伝のハイレベルな国家観・大王観から、 たいして進化してると思えないからね。 【世界史】勢力図で覚える中国歴代王朝まとめ.たとえば、楚という国をみると、春秋時代初めは、四川辺りにある。 海岸近くは、越・呉・宗・斉の国々がある。 ところが、秦末にはどんどん増大していくのだ。 同じ土地でも、国名がしじゅう変わるんだ。 中国の国盗り物語だな。
紀氏木編のき氏を見つけたわ。これ、日本に来たかも? 蘇民将来って、やっぱり蘇民が、将に来るっていう意味じゃない? この戦闘力のすごさ…。スサノオ系の戦闘民族だわ。多分。 古代において、姫氏というのが大王家らしい??
紀元前700年周王朝ではすでに、王同士の家格というのがあるんだよね。 つまり誰でも王になれるわけじゃない。 そのルーツは何だ??? このこんがらがった国の糸をぶった切って考えていこう。 ≪参考記事≫Wikipediaより ・『春秋左史伝』孔子の編纂と伝えられる歴史書『春秋』の代表的な注釈書の1つで、紀元前700年頃から約250年間の歴史が書かれている。通称『左伝』(さでん)。『春秋左伝』、『左氏伝』ともいうことがある。 ・『春秋』(しゅんじゅう)は、魯国の年次によって記録された、中国春秋時代に関する編年体の歴史書である。儒教では、孔子の手が加わった、もしくは孔子が作ったとされ、その聖典である経書(五経または六経)の一つとされている。 ・『孔子』紀元前552年9月28日‐紀元前479年3月9日)は、春秋時代の中国の思想家、哲学者。儒家の始祖。 氏は孔、諱は丘、字は仲尼(ちゅうじ)。孔子とは尊称である(子は先生という意味)。 実力主義が横行し身分制秩序が解体されつつあった周末、魯国に生まれ、周初への復古を理想として身分制秩序の再編と仁道政治を掲げた。孔子の弟子たちは孔子の思想を奉じて教団を作り、戦国時代、儒家となって諸子百家の一家をなした。孔子と弟子たちの語録は『論語』にまとめられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月10日 17時04分51秒
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