|
カテゴリ:乳がん
2023.3.16
入院日当日。 娘はいつも通り登校。出掛けに「ママがんばってね」と声をかけてくれて、どことなく気にかけているような様子で登校していった。 息子は春休みで家にいて、いつもなら朝はのんびり寝ているが、この日は私が出発する時間の少し前に起きてきた。寝過ごさずにちゃんと見送ってくれようとして、母は嬉しいぞ。 私は普段通りに朝食食べて洗濯干してねこを愛でて。 出かける前の数十分、仕事用のPC開いて引継ぎの漏れがないか確認したり、メールをざっとチェックした。 最初、仕事用PCを病院に持っていこうかと思ったことがあったが、入院中は心身とも療養に専念すべきだと思い直してPC持込はやめた。盗難とか余計な心配も増えるし。(後にそれは正解だったと思った) 9:30頃、さぁそろそろ出ますかねという時に、ふと下腹に違和感。トイレに行くと予定より10日も早く月のモンが来ていた。「マジか…」と一瞬ヘコんだ。 先月、入院に生理が重ならずに済みそうだと思って、超かさばるナプキン詰合せセットをスーツケースから撤去し軽やかな気分でいたのに…ぐぬぬ… 更年期の始まりで生理周期が時々乱れてたが、このタイミングで乱れがくるとは…。 まぁでも、出かける前で良かった。病院に行ってから始まってたらもっと面倒なことになってた。ギリギリセーフ! ナプキンセットと生理用おパンツを荷物に加え、夫の運転で車で病院へ向かった。 10:00頃、病院着。 入院受付へ行き、必要書類を渡す。 この日初めて、マイナンバーカードを保険証として提示した。これで医療費の限度額適用認定証の提出が省ける。面倒くさい手続きをすることなく、高額医療費の立替え無しで必要額のみで会計が済むので安心だ。 入院手続き後、放射線科へ。夫にはここの入口まで付き添ってもらい、あとは1人でも大丈夫だと思ったので帰宅してもらった。 "乳腺センチネルリンパ節シンチグラフィー"の検査準備のため、胸から薬剤を注射する。この薬剤でリンパが染まり、センチネルリンパ節の位置を確認できるようになるらしい。 検査自体はすぐ行わず、時間をおいて午後にまた呼ばれて検査するとのことで、一旦解放。 次はいよいよ入院する病棟へ。 スーツケースを転がしながらエレベーターで上る。 ナースステーションで受付し、ロビーでしばし待つ。私の他にもこれから入院されると思しき方が数名、それぞれ付き添いの方と一緒にいらした。 11時頃に名前を呼ばれ入室。4人部屋の窓側のベッドに通された。 思えば病院の大部屋で入院するのは初だ。(私の入院歴は1度の切迫早産、2度の出産のみで全て個室入院) 大部屋とは言っても他のベッドとはカーテンでしっかり仕切られており、少なくとも視界のプライバシーはがっつり守られていた。 病室の窓からの眺めはとても良く、気持ちが晴れた。早速スーツケースから荷物を出してベッド周りのメイキングに取り掛かった。(ちょっとウキウキしてる) お気に入りグッズで枕周りを整えてから少し横になり、家族や親しい友達にラインを送ったりしてひと息。その間にも看護師さんが検温や血圧測定とPCR検査をしに来てくれた。PCR検査は小さな蓋付き容器に唾液を溜めるタイプのもので、これが案外大変だった。容器の底がしっかり埋まるくらいに溜め込まないといけなくて、なかなか時間がかかった。 唾液の容器を提出できた頃に、お昼ごはんがベッドに運ばれてきた。上げ膳据え膳!ちょっと嬉しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.15 01:50:07
コメント(0) | コメントを書く
[乳がん] カテゴリの最新記事
|
|