6月13日(木) エビフライ弁当
◆ エビフライ
◆ ペンネ・リガーテの夏野菜ソース (ズッキーニ、トマト、玉ねぎ、かぼちゃ、タコ)
◆ 野菜の出汁仕立て (牛蒡、にんじん、だいこん、きぬさや)
◆ ビーンズサラダ (ミックスビーンズ、カラフルトマト、きゅうり)
毎日、毎日くそ暑いですね。まだ梅雨も明けていないのに、こんなに暑いと先が思いやられます。
そんな時には、でっかい海老で疲れをいやしてもらいましょう!
高たんぱく、低カロリー、
タウリンを多く含むので肝機能の働きを良くしてくれます。
疲れ知らずの体になりますね。
ごはんも五穀米で、サブのおかずには野菜をふんだんに使っているので、
かなりバランスのいいお弁当になってるんじゃないかしら?
自画自賛~~~(笑)
今日は、朝から5年生の読み聞かせに行ってきました。
今日読んだ本は、これ。
あまりにも有名なグリムのお話。
それに、ハンス・フィッシャーの版画で絵本になりました。
いろいろカラフルなものも出ていますが、
1948年の原作出版で、
日本でも1964年に第一刷が刊行され、
今でも読み継がれていて古典ともいえるこの作品は、
やはり素晴らしいです。
色遣いもおしゃれで、シンプルなのに印象的、インテリアとして飾っておきたくなりますね。
そして、この瀬田貞二さんの訳がまた、いい!
古くさいといえば古くさいかもしれないけど、まさに、古き良き時代の「正しい日本語の訳」なんですよ。
是非、読んで味わってほしいですね。
ストーリーは、あまりにも有名だけど、子どもたちの中から、
「あれ?結局ブレーメンには行かないんだ」
「音楽隊に入らないんだ」
という声が上がり、はっとしましたが、確かに泥棒から奪い取った家に住み着いてしまうんですよ(笑)
ここからどこにも行かないし、音楽だってやらない。
本文の中に印象的な一文がありました。
スープにされそうな雄鶏に、ロバが一緒に行こうと誘う場面です。
「どこにだって、しぬよりましなことなら ころがってるさ。」
あ~、そういうことなんだな。と思いました。
決して絵本は教訓めいたことを勉強する為のものではないのだけど、
生きていく上で大事なことを物語っていてくれたりもするのです。
もちろん子どもたちには、伝えてませんが。
それは、子どもが自分で感じ取るものだと思っています。
私が学童に勤め始めた頃に2年生だった子たちも、もう5年生になりました。
でも、相変わらず「先生」「先生」と慕ってくれる子たちもいて、嬉しくなります。
今回は時間を計らずに持って行って、12分くらいで読んでしまったので、早く終了してちょっと失敗でした。
でも、そのあとしばらく、学童出身の子たちと運動会の話なんかして朝から楽しませてもらいました。
その時、「先生は、前から必ず僕のいるクラスばっかり来るね」と言った子がいて、
いやいや、あなたの知らない日にはお隣のクラスにも行ってるんだよ~と、
心の中でちょっと笑っちゃいましたが、
前に私たちの師匠である絵本屋さんが、
「子どもって、大勢に読み聞かせしてても、自分だけに読んでくれているって思ってるんですよ」
と言われていたことを思い出しました。
まさに、その子は僕のために先生は来てくれてるって思ってくれてるんでしょうね。
学童にいた頃は、少々憎たらしい子でしたが、こうして会うと、可愛いもんだなと感じた朝でした。