カテゴリ:子供たち
上の子(今後ははなと呼びます)は、前にも書きましたが、
それほど幼稚園で問題を起こすタイプではない。 といっても、優等生か?というとそういうわけではなく、マイペース。 幼稚園にも毎日楽しくいっているし、先生にも毎日 「今日も楽しそうでした」との報告を受けている。 が、そんな娘が 「最近ビベンがボールで私のことをたたくのが、いやだ」と言い出した。 で、その話を先生にしたら、 「そうですか?ビベンと結構仲良しですよ」と言われた。 その後、ある日のお迎えの時間、先生に話しがあると言われた。 そ、それはっ! 「はなちゃん、お友達にたたかれたりしても、嫌だって言わないんです。 確かに見てたらボールでたたかれてたんですけど、笑ってるから。 嫌だったら、笑わずに自分で相手に言わなくちゃいけないのよ。 ビベンにたたかれた嫌だったら、自分で嫌だって言わないと、 ビベンはいつまでもたたいちゃうのよ」って・・・。 ええええええ???????そうなのぉぉぉぉ????????? 確かに、以前Parentingクラス(親子クラス)を取っていたときに、 女の子が 「先生ボビーがたたく」って言ったら(見てたらつつく程度) 「『嫌だ』って言うのがあなたの仕事よ」って言われてるのをみかけた。 本当にそんな教育なんだ。。。 先生いわく、ビベンはたたいているけれど、怪我をする、 危ないと言うレベルではないので、先生が介入するほどではない。 実際、確かにうちの子も、泣いて嫌がっているほどではないし、怪我もなし。 たぶんちょっかいかけられて、うちの子にこにこしとるんだろなあ・・。 が、「お母さんに言うだけじゃなくて、その場で自分で言わなくちゃ」って。 しかも 「はなちゃん!こうやって言うのよ。強い口調ではっきりと、 Biben! No Biben I don't like it!」って言い方まで教わっていた。 そしてそんな厳しい口調は、私は子供に言うように教えていませんでした。 日本って、そんなこと教えるかなあ??? そんなえらそうな口をきいたら、逆に怒られちゃうのでは??? わたしゃ「優しく『やめて』って言うのよ」って教えとったわ。 で、まあビベンは、もともと問題児なので、先生も 「ビベンはお調子者なのでそのことはお父さんに話しています。」とは言ってますが、 明らかに、自分の意見を言えないわが子が、注意されている状況であるなあ、と思い、 日本ならここで、私が「すいません」って言うんだろうけれど、 それだと、母親の私までいかにも日本人だし、 先生「はなちゃんがいけない」って子供の能力を過小評価されたままだ! はなの名誉挽回のために!!!と思い、先生に 「でも、日本じゃ、そういう口調は教えないんです。」って言ったら、 先生、本当に「Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン」って感じの顔になっていた。 で、「え???そうなの???じゃあがんばって覚えなくちゃね」って。 めちゃあっさり優しくなった。 それまでは「だめよ、そんなんじゃ」って先生半怒り状態だったんだけど。 そうかあ、やはり「ごめんなさい」ばかりじゃいかんのねえ。 母も子も、こうしてアメリカ社会で自分の意見を言うことを覚えていくのです。 よろしければ、↑このマークをクリックしてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月23日 02時22分23秒
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