カテゴリ:語るくわっさん
母が日本からはるばるやってきてくれた。
いつも来るときは父と一緒だけど、父がいると、短期間だし、 「観光」メイン なので、今回、2週間、母、普通に私と孫と過ごしにきた。 そういえば、一度だけ母が一人で来たことがある。 それは前回の夫の出航中。 8ヶ月の長期出航を終え、あと2週間で夫が帰ってくるというところで、 ひなが細気管支炎に。 看病疲れでくわっさんもダウン。 子供だけが病気なら乗り切れたのに自分が倒れてしまい すっかり気弱になった、くわっさん。 実家に電話して「も、もうだめだ・・・・」と。 そうしたら母が「がんばりなさい」って言ったので泣きながら 「もうがんばれない、もう無理だもん」と叫んだ私。 す、すると、なんと母、24時間後には、カリフォルニアにいたのだ。 超特急でチケットを取り、飛行機に飛び乗ったもんね、母は強い。 あの時は、私本当に 「もうだめだ」と思っていた。 ひなは病気で抗生物質を飲んで、気管支拡張剤を吸わせているのだが、 何せまだ母乳だし、でも吐くし。 自分はひどい風邪だし。 床に倒れながら、ひなの看病していたが、一日中家にいるし、 一人健康なはなには辛かったと思う。 食べ物はもちろん与えてたけど、何せ自分が病気だから、 味覚も狂ってるし、なんかひどかった。 夫が帰宅するまで持ちこたえる自信がなかったし。 だけど、母、本当に来てくれるとは・・・・。 私、母が来た安心感で、母が食事を作っているのを見ながら ひなにおっぱいをやっていたのだが、気づいたら、 ひなと私、床で寝ていました、おっぱいは出しっぱなし。 あの時は本当に病気な一週間でした。 だから、母は、ただ、ただ、1週間家の片づけをして、 はなと遊び、夫の帰宅前に帰っていった。 あの時は本当に助かったし母の愛を感じましたが、 申し訳なかったなあとも思っていた。 その後、何度かきてくれてはいるものの、父がいると、短期滞在なので、 ゆっくりと孫と過ごすと言うことはなかなかできない。 かといって、私たちがゆっくり日本に帰省しても、 母は仕事を持っているので、仕事が気になり、ゆっくり孫と遊べない。 だから今回は、母に家事ばかりはさせず、 孫との日常生活を楽しんでもらいたいと思っている。 そのため、家は片付け、体調も万全で母をお出迎えのくわっさん一家。 はなも、4歳になり、話し相手にもなるし、暴れん坊ひなは、 まあ、私が世話担当になるから、母は、楽しそうにしてくれている。 でも、ご飯だけはお願いして作ってもらった。 やはり、これははずせん。 自分の下手な手料理を食べる毎日から開放され、 懐かしい母の味で、うれしい。 でも、後片付けは今回はくわっさんがんばってやってますぞ。 余談ですが、私が病気のとき、すごい勢いで駆けつけた母ですが、 よく考えたら、それは母の人生で初の 「一人海外旅行」 それに気づいたのはイミグレーションの列。 「ああああ!英語でなんて説明するのかしら???」と悩んでいた母ですが、 本番に強い母。 自分の番になり 「何しにきたの?」らしきことを言われたので、 くわっさん、はな、ひな、夫と自分 のうつっている写真を取り出し 「マイどーたー、マイサン、チルドレン。」と説明。 その後 「マイドーターベリーシック。」といったら一気に通じ、 挙句、別の窓口の人も 「おおお、そーキュート」と孫をほめてくれ 「どうぞ」みたいに通してくれたらしい。 すげーよね。 写真一枚で 「うちの娘はアメリカ人と結婚して、子供もいますが、病気なので 私がやってきました」を伝えきった母。 母は、強烈キャラでちょっとした有名人(?)ですが 母は仕事を持っているので、彼女のネタはあまりかけないのが、残念です。 2週間本当に楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月21日 14時40分28秒
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