はなひな～アメリカの子育て日記～

さて、セラピーを受けると決まったら、
意外と早く民間のセラピーから電話があった。

そして早速予約。

最初の日は、またまたEvaluationを兼ねていた。

セラピストが今後、どのような方針で、うちの子を教えていくか？

というのを決めるためのものだった。

結果は、今2歳半のわが子ですが、言葉のレベルが1歳半。

Ｎａｖｙの保険で許可されているのは3ヶ月、20回のセラピーなので、
その3ヶ月の間に、

動物の名前、体の名前、などを教え、2歳レベルまであげていこう、
という方針が決まった。

ところで・・・

皆さんミスターポテトヘッドというおもちゃをご存知ですか？




映画、トイストーリーに出てたおもちゃで、
アメリカの子供たちがよく持っている定番おもちゃ。
目、鼻などの各パーツが、本体から取れて自分でくっつけて遊ぶ。
いろんなパーツが売っていたり付属品でついてくるので、
いろんな顔にできる。エルモ、ダースベイダーバージョンもあり・・・。


さて、我が家にあるそのおもちゃが、セラピストのオフィスにもあった。

そしてセラピストが、それを使って、
ひなが体のパーツの名前がわかるか？をチェック。


がっ！

ひなが、それを使おうとすると、セラピストが
「あ、目、よ、目っていってみて。そうしたらあげます。」

というので、なかなか使わせてもらえない。。。


家で好き放題つかっているポテトヘッドなのに、
ここでは、「目を下さい」と言うまでもらえないという、厳しさに、
腕白、わがまま、甘やかされ放題姫のひなには耐えられなかったようで、

むーんとし出した。

とっ！

突然、その辺にあったおもちゃのかなづちを持ってきて、机をたたき出した！

明らかに自分の怒りをアピール！！！

注）普段はマイルド娘のひな。

同じ年のお友達にはたたいたりしませんが、大人などが、
自分の言いたいことをわかってくれない場合、先に手が出ます。
もしくはモノを投げる・・・か、たたく。

これが私の悩み。

ちなみに、ディズニーランドで乗り物の列に並んでいたとき、
自分は先に行きたいのに、前に女の人が立っていたんでいけなかったとき、
突然その人のお尻をたたきました・・・

すっげー寒かったのに、いやな汗がでました。
そして謝って許してもらいました。

っていうか、大人に手をあげる時点ですごい。
痛くないとは言ってもらえるけど、なんにせよ、手をあげるのはよくない。


と、話は戻して・・・

机を叩いて怒りをアピールしだしたひなに対し、
そのセラピスト、怒らずに

「まー、そうね、ブーンブーン、バーンバーン」と
アメリカ人がよく使う、擬音語っていうのかな？それを言い出した。

すると、ひな

「ぶーんぶーん、バーンバーン」とご機嫌で繰り返す。

で、しばらく「ぶんぶん、ばんばん」言った後、セラピストが
「ぶーんぶーん、ハンマー」と言ったら、ひな、つられて

「ハンマー」って言った！！！

さらにセラピストが

「じゃ、これは何だっけ？目、よね。目欲しいの？」
といったら、ご機嫌になったひな

「目」って言ったんです

その後も、ひなに強要することなく、しかし上手に教えていくセラピスト。


おおおおお、これはすばらしい、なんともすばらしい、
と思い、感激していた私。


が、実はこのセラピストは忙しいらしく、
実際セラピーを行うのは、もう一人のセラピストとのこと。


ま、でも同じオフィスの人だから、同じようにいい人なんだろう・・・


なーんて思った私が甘かった。

この、別のセラピスト、子供の扱いあまりに下手だった。

うちの母が来ているときに、母も一緒にきたが、母も驚くほどだった。


が、このセラピストアシュリーに対して、
ひなの怒りが炸裂し、

一度目のセラピー・・・手をたたく
二度目のセラピー・・・顔に張り手


という暴走をした話はまた次で。。。。


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