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「アメリカ、自由の国だかなんだか知らんが、これ以上選択肢を増やさんでくれ」
と、最近私が悩んでいることをかいていきたいと思います。 また長くなりそうな気配・・・シリーズ化してもお付き合い下さい。 さて、アメリカの新学期は9月から開始。 これは皆さんご存知でしょう。 では、キンダーには何歳で入学するのか? それは、たとえば 「2006年の新学期にキンダーに入学したい人は、 その年の12月2日までに5歳になっていること」が条件。 しかし、アメリカ、5歳になっていることが条件でも、別に 「絶対に入らなくちゃいけない」わけじゃない。 注:)これは私の住むカリフォルニアの基準です。 他の州は違うかもしれませんし、私の知ってる私立は9月1日がカットオフです。 特に、この9月開始の新学期の時点で、まだ5歳になっていない子たち、 つまり9月生まれから11月末生まれの子供たちは、もう一年まって、 翌年入学してもよいわけ。 で、なぜこれで悩むかと言うと、アメリカ人は、結構多くの人が 「せっかく待っていいなら一年待ってクラスで一番年上になれば、 成績も優秀で一生、他の子供よりも優れていてお得」と考える。 ちなみに、うちの子は、10月生まれなので、普通に入学すると、 他のお友達よりも遅く生まれているのみならず、 去年一年待った一年前の9-11月生まれのお友達と、同級生になる可能性もある。 だったら、いっそのこと、ばっさり8月31日で切っておくれ、と思うんだけど、 微妙なカットオフの日にち・・・。 私と私の周りのママ友達は、Preschool入学前からずっとその話題。 顔を合わせれば「決めたー?今年入れる??」と尋ねあい・・・。 特に、日本人とのハーフちゃんは、 普通にしていてもアメリカ人のおこちゃまよりも体が小さいし。 はなのセラピストも 「はなは、バイリンガルで遅いだけだし、せっかく10月生まれなんだから、 待たせなさいよ。そうしたら言葉も進んでいいんじゃないの?」 と、積極的にすすめてくれた。 「普通に入学させたいんだけど」と言ったら 「せっかく遅らせてもいいのに、もったいない」とまで言われ、 待たせないこの母親の気がしれん、子供の可能性をつぶしている、 っぽいことも言われました・・・。 確かに、Preschoolに入った9月ごろ、私は、はなのクラスメイトの 言葉の発達ぶり、体の大きさぶりに驚いた。 「と、とりあえず3ヶ月くらい様子を見て、遅らせるか考えよう・・・」と言いつつ、 待たせたほうがいいだろうなーと思っていた。 先生も、はなは小さい待たせる方がいいに一票!って感じだった。 が、Preschool生活も残り3ヶ月になり、はな、すごい勢いで追い上げてきた。 先生も「キンダー準備完了ね」と言うほど。 ま、すごいと言っても、お友達よりやや遅めのマイペース、体も小さい。 ところで、はなはPre-Kクラスに入っている。 どこのPreschoolにある、 一年後にキンダー(K)に行く子供対象の準備クラス。 外遊びよりも、教室で、遊びを通して勉強を強化する時間が多い。 はなのPreschoolには二つあり、一つは、12月-6月ごろ生まれのお友達、 もう一つの、はながいるのクラスは、 6月ごろから12月までのお誕生日のお友達が在籍。 (教室での遊びは、別だけど外遊びは一緒にするらしい) だから、はなは小さいとはいえ、みんなも、お誕生日が遅いので、 それほど大きくない。 しかも、話していることも、最初は「すげーな、みんな」と思ったけど、 はなとあまりかわらない。 たとえば 「今日、ペットショップに遠足に行きますが、質問がある人?」 なーんてことを先生が聞く。 私、最初、この授業の様子を見て、 「ええええ?みんな質問とかしちゃうんだ・・・」と、呆然とした。 そんな母親に育てられた娘のはなも、当然みんなをぼーっとみていた。 子供たちはどんどん手をあげ、先生に当てられる前に話しちゃう子もいるけど(笑) とりあえず、当てられるまで待って話すように言われて、 最初の子が当ててもらい、話し出した。 う、どんな質問するんだろー・・・ 「ペットショップでは・・・かごに・・・えっと・・・手を・・・ いれちゃだめなんだよ」 ???し、しつもん??? が、先生うろたえず 「そうね。手を入れたらあぶないですね、はい次、00ちゃん」 「うちのおじいちゃんはネコを飼っています(以上)」 ???これも質問????がやはり先生動揺せず 「ペットショップにもネコがいると思いますよ」 以下、質問ではない、単なる発言が続き、最後の一人がやっと 「へびはいますか?」 先生うれしそうに「いるわよー」 「触れますか?」 が、ここで先生動揺 「へ、へびは、触れないかもしれないわねえ」 え?こんな程度のことをやっていたのか。 早く生まれたお友達と一緒だったら、 はなはここまで楽しまなかったかもしれないけど、 同じく遅く生まれたお友達の中で、楽しくやってきたので、 上のような発言の時間になっても、はなはとりあえずお友達を観察。 先生いわく、しばらく観察したあと、完璧に自分もできる、 ってなると、発言をはじめるらしいはな。。。慎重派である。 で、うちのクラスはラッキーなことに、お友達はみな遅い誕生日なので、 レベルが同じくらいな上に、早いお誕生日のお友達のクラスの先生よりも、先生が勉強に熱心で、本当にいろんなことを教えてくれる。 教え方も上手だし、先生知識がすごいのだ。 それが、はなには新鮮だったようで、微妙にお友達の方が、 自分よりも上手に発言するけど、 自分も真似しようと思えばできない程度ではない、というのがよかったみたい。 親が教えても何も聞かない様子だったのに、 お友達と一緒は楽しいようで、色々覚えて帰宅する。 うーん、体は小さいけど、こんなに学べるなら、キンダーに入れれば、 もっと覚えていくんじゃないか?って私も思うし、先生もそういってくれる。 体の大きさについては、あきらめました(笑) というのも、 Pre-Kのクラスの下に、3歳児クラスがあり、ここには 2007年にキンダーに行くお友達が多く在籍。 が、10月生まれのはなとはだいたい半年くらいしか違わない。 でね、一年遅らせると、その子たちと同じ学年になるわけなんだけど、 すでに、はなよりでかいのよ、みんな。 一年遅らせたところで、クラスで一番大きくなれないのみならず、 クラスで真ん中よりちょっと下くらいの小ささなる可能性大。 それなら普通に入学して、クラスで体が一番小さくても、 勉強面ではぼちぼちついていけるので、 先生も、多少はなの言動や動作が幼くとも、 「はなはお誕生日遅いから」とちょっと大目に見てくれるかも。。。 と思う。 一年待って、クラスで一番年上なのに、 体やしゃべる方で他の子にまけてしまったら、 その劣等感の方がかわいそうなのでは???とも思う。 男の子の場合、野球チームに入る場合だとか、そういう時は、 やっぱり体の大きさ優先で、学年が下の友達と組まされることもあるから、 そうなると、やっぱりかわいそうで、 男の子のママは待たせる人が多い、 なーんていうけど、いや、私の周りみんな行かせるよ! 誰も彼もみんなキンダーはいります。 もー、日本はみんな同時期に行くのよ! こんな選択肢がたくさんあったら悩むじゃないの!! ←今回も長くなりそうな気配を感じたアナタは、クリックでくわっさんを応援してください!がんばりまっす! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月29日 15時41分26秒
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