カテゴリ:子供たち
下の1から続くキンダー入学に関するお話です。
じゃあ、何で、一年待たせる、なんて話になるんだろう? って思って「待たせたほうがいいわよ」って言う人の話をよくよく聞いてみると、 「うちは5月うまれだけど、もし9月ー11月だったら、待たせるわ」 っていう仮定法のお話。そんなのが多い気がする。 もちろん、実際、待つ人も多いと思うけど、みんな、キンダー入学直前になると、 我が家みたいに「あら?意外といけそう」って思って、 待たせる→入学させてみように意見が変わると思うので、 世間で言うほど遅く生まれた子供の親は待たない気がします。 ちなみに、キンダーに入る最低条件は5歳ですが、 うちのPreschoolの担任から聞いた話を元に、 他のママ、親子クラスの先生から聞いた話につけたした、 私が理解している、「00ができたらキンダーいってもやっていける」 って言う条件(?)のは以下のとおりです。 いすに座って集中して何かができる (お絵かき、はさみ、プリントなど、これは何でもよい) 輪になって座るときにちゃんと座って話が聞ける (やはりもじもじしていたり、お友達と話しちゃったりする子多し) 発言したいときは、手をあげて、当ててもらうまで静かに待つ。 (アメリカ人、話したいので我慢できず) お弁当袋を自分であけ、自分で食べ、自分でごみを片付け、 自分でお弁当袋を閉める。 (なんと、これが意外とできない率高し) 外へ行くとき、教室へ入るとき、一列になり、ちゃんと前のお友達について歩く。 (ふらふらしてる子、喧嘩する子がたまにいる) 勉強面では アルファベットはまあ、大文字小文字がすべて読める、 数字が1-20まで言える、数えられる。 自分の名前が苗字とともに言える、最低名前を書ける。 形を認識できる できれば住所か電話番号が言える。 勉強面は、キンダーで補うことも可能だし、家で親が教えることもできる。 子供も、意外と勉強面は教えればすぐ覚える。 実際、うちのクラスはみんなこれができるし、 はなも、これは教えられたらすぐ覚えた。 ただ、上に書いた、学校生活での規則などは、やっぱり Preschoolで1年くらい、お友達と過ごして、その中で覚えていくしかない。 だから、キンダーに入る前に、Preschool、親子クラス、習い事、自主保育などで、お友達と過ごさず、親と家でテレビを見て過ごしただけの子供は、 やはり、ちゃんとお友達と過ごしてきた子とは差が出るそうです。 ちなみに、本当に本当に「最低条件」をあげるとすると 「椅子に座っていられる」こと。 他が多少できなくても、なんとかOKがでても これができないと、一年生に上がらせてもらえないみたいです。 私にとっては「でもただの年長さんじゃん」って思うんだけど、 アメリカではキンダーで生きる残れるか?みたいなのが、 かなり重要で、ここでつまずくと、 その後ずっとルーザーになっちゃうから大変! っていう勢いのママも多い反面、まったく気にしていないママもいる。 色々な議論も交わされていて、中には 「Preschoolで共同生活を学ばなかった子供たちが、キンダーでついていけなくなり、 将来、不良、妊娠、薬、ギャングなどになる」なんてことを書いてる専門家もいた。 やっぱり3歳過ぎたら、ある程度の共同生活を経験させ 「親以外の誰か(先生でも他の親でも)のいうことを聞く」ということを 教えていくのは大事なんだ、と思う。 で、そんなに重要視されているキンダー、次は、 「じゃあどこにいれるの?」に続きます。 ←キンダーってそんな大変とは知らなかった?ですか?私もです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月29日 16時04分53秒
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