はなひな～アメリカの子育て日記～

半年の出航に夫が出かけてから、はや3ヶ月。

夫の船のFamily Support groupとＹＭＣＡ主催のパーティーが開かれた。
その名も

Half-way party、みんなで後半分まで来たことをお祝いしましょう、の会。


場所は、軍の福利厚生施設みたいなところで、パーティーのできるレストランや、
遊具もある、ゲートさえなければ、軍施設とは思えないほど素敵なところ。


施設には色々行ってみたと思ってたけど、まだまだ、知らん軍の施設がたくさんありますわー。


で、夫の船は全部で500人もいないくらいの小さい船なので、
いったい何人くらい集まるかな？と思ったら、全部で１５家族くらい。


で、皆さん、旦那様は（もしくは妻は）出航中だから、残りの家族が子供をつれて参加。

こじんまりとした、小さなパーティーでした。

しかも、みんな知り合いなわけでもないので、会話も弾まず・・・


がっ！

経済大国（？）アメリカの軍人家族への福利厚生はすごいね。
まず、この施設がすごいけど、それ以外にも、何かとすごいと思う。

お給料とかはめちゃ少ないんだけど、ひとたび、こういうパーティーとなると
結構予算がもらえるらしく、食べ物も飲み物も大量に用意され、

その上、子供用に・・・・





大量のクラフトが用意されていた。

やってもやっても大量にあるシールに、図画工作グッズ。

それ以外にも、定価10ドルの本、ゲームがＹＭＣＡから子供へのプレゼントとして用意された。


ま、パーティ自体は地味な盛り上がりなんだけど、子供たちは大喜び。

他にも軍関連の銀行の人が来ていて、最初は契約の勧誘かと思ったら

「このパーティーに参加した人の中から一人25ドルの商品券プレゼント」

というくじ引きだった。

で、参加した人全員に、カレンダーとペンと、キーホルダープレゼント。
一人当選者がいて、本当に商品券もらってたし。


ゲームもたくさん用意されていた。

まずは

3legged race


　

二人三脚ね。


そして、Potato sacks race




この、昔ながらのジャガイモの袋に足を入れて、ぴょんぴょん向こうまで行くゲーム。


が、もともと、パーティーへの参加者が少ない上、ゲームに参加する人など、
ほとんどいない状態に。。。

で、人がよさそうなアジア人に見えるくわっさん（実は腹黒）が、強制的に参加決定


二人三脚は、はなと私で足を結んで、もう片方の手でひなの手を握って参加。

当然、最下位。

いや、こーいうの嫌いじゃないのよん、私。

どちらかといえば好き
最下位でも楽しかったー。



がっ！Poato bagのゲームは私一人で参加、子供は？？？誰か見ててくれるの？？


「子供が心配だから、どうしよう？」と主催の人にいうと

「大丈夫じゃない？ここに座らせておけば？」と、強制参加させた割に冷たい主催者


やや、子供が心配ながら、potato sacksの袋に足を入れ・・・走り出すと・・・

下の子、大爆笑。げげげげげーげははははと、必死の母を見て爆笑。
泣くかな？って思ってたのに予定外にその場で静かに座って笑い転げている。

逆に、おとなしくしているだろうと想定していた上の子は、不安そうに私について走ってきて

「マミーちゃん、ゲームするの？ねえマミーちゃがゲームするの？」とひたすら質問。



「今しとるやないのっ！！！」と思わず突っ込んでしまった。
そんなことをしていたら、やはりこちらも最下位でした。

でも、アメリカのゲーム初参加、面白かったよ。


ちなみに、「マミーがゲームに参加した」ことが、上の子はなにとって衝撃だったようで、
帰宅後も

「今日、マミーちゃん、ぼいんぼいん走ったね。マミーちゃん、ぼいんぼいんゲームしたね」


とずーっといっとりました。


で、その後は、Egg tossというゲーム。
なんじゃそりゃ、と思ったら、2人でチームを組み、生卵を投げ合うというゲーム。



落としたら終わり・・・ではなく、割れたら終わり。


で、2人の間をどんどんあけていくので当然、卵は落ちる・・・


がっ、うちは全然、割れない

で、さすがに５ｍ１０ｍとなったら割れるだろうと思っていたら、

うちのペアーは、私とはななので、はな、投げる距離が短く、
ちょこちょこ落としては、そこから投げていた。

・・・たまに拾ってこっちまで走って持ってきて手渡し、という大反則まで


だから、反則気味なので、適当にゲームを楽しんでやって終わればいいや

と思って、ふと周りをみると、うちのほかは、落とさずに、
きちんとキャッチしているチームのみが残っている・・・


えええ？？？と思っているうちに、隣のチームの卵が割れ、なんとうちは入賞

本当に、うちの卵、はなががんがん落としていたのに割れなかった、何だろう、あの卵。

しかし、ルールにあまり沿ってもいない投げ方のはなと私だったので

「で、でも、うち、ちょっとズルみたいな感じですよ」って言ったら


「いいのよいいのよ」と、はなにはマクドナルド5ドル券、
私には・・・200分のＡＴ＆Ｔ長距離電話テレフォンカードを商品として頂く。


あっ！そういえば、その前のレースでも、優勝した人なんかもらってたなあー。
なんだかんだで、みんな何かしらの商品をもらったレース。

うちは他でもらってなかったから、商品をいただけたのだろう。
ま、がんばって参加したもんなー。


とにかく軍の太っ腹ぷりに驚いていると、最後はＥｇｇ　Ｈｕｎｔ




小さい子の回と大きい子の回に分かれて、別でやった。

そうだよね、大きい子と一緒にやったら3歳児とかまけて卵拾えないもんね。

で、これもまた大量の卵がばらまかれた。

で、みんなわれ先に！と卵を拾う中、のんびり屋のはなは、

「この色はかわいい、これはかわいくない」と、色で選んで拾っている。


そうしているうちに、はなの周りの卵は、どんどん拾われていく！！！

かーっ、親としてはもどかしいところですが、私としては、
子供のイベントだし、子供が自分で拾えただけ拾って持って帰ればいいと思うので、
放っておく。

はなは、自分で吟味した卵に大満足。


親が参加して拾っちゃう人いるよねー、って昔、エッグハントに参加したとき思っていたら、
なんとうちの夫がそんなタイプで・・・恥ずかしい。


「ここにあるよ、はい」とかいって夫が拾ってはなのバケツに入れてたの！


あんた、夫よ、あんたが拾うことで、拾えなくなっちゃう子供がいるでしょう？
親の参加は恥ずかしいよぉ。って思ったけど、夫、子供に戻って拾うんです、恥ずかしい。


こんな欲深い（？）父の娘は意外に、そこまで欲深くならなくて、よかった。


話を戻して・・・

時間をかけ吟味していたはな、バケツがある程度いっぱいになっている。

まだ拾えばいいのに、もう自分の選んだ卵に大満足！

「はい、おわい！（終わり）」と自分で終了宣言！

ええええ？と思ったら、他の子はバケツ2杯目に突入していたよ。
アメリカ人の子供、こういうとき、すっごいはりきるもんね。

ひなは、あまり興味がないらしく、卵2個拾って終わりでした。


あ、そうそう、イースターバニー（中は奥さんの一人）も来ましたぞ。





とにかく、人数の割りに、お金がかかっていて、色々もらって、子供は楽しんで、

みんな大満足な会でした。


ちなみに、最後、

「皆さん、この正方形の紙に、船員宛のメッセージを書いてください。
私がリボンでくくって、垂れ幕みたいにします。
で、これを船に送ると、その後、船の食堂に飾られますよ。
船員がみんな見るので、しっかり名前を書いてあげて下さい。喜びますよ」という話になった。


そういえば、前回は、大きな紙に寄せ書きみたいなことをしたなあ。。

今回は、結構凝ってるなーと感激。


さっそくメッセージを書く。。。

We love you, Daddy。。。という定番のメッセージの他が思いつかず！

なぜならっ！！

私は今、夫の体重が増えたことに腹を立てているからっ

で、ここは一発、正直な気持ちを書こう、と

We love you and




LOSE YOUR WEIGHT（ここ大文字）と大きく書いて終わりにした。

周りの皆さんは

「We miss you and we always .....」とご主人への熱い思いをしたためていらっしゃる。

字もちっちゃいちっちゃい。
書くことがありすぎて、スペースが足りないわー、という感じ。

だが、うちは、私の冷たい文章のみで、あいたところははながダディーの顔を描いた。


と、みんなお互いをのぞきこんでいたので、私のを覗き込んだ人が、思わず

「ひぇ？は？」と驚いていた。

・・・・3ヶ月も離れているご主人様に、こんな冷たい言葉を書くアジア人妻、と思われたか。

一応、子供からの熱いメッセージ（ハッピーフェイス）があるので、
それで我慢してください、夫よ。


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