はなひな～アメリカの子育て日記～

火曜日は、日本人プレイグループの日。


このグループには、かれこれ１年以上お邪魔しているけれど、
最近は、あまり参加していなかった。

用事やら風邪やらで忙しかったし、はなが好きなKくんがこなくなり、
しょげていたところに、年上の、日本人の女の子と、ひなをめぐって口げんかして、
言い負かされてしまった。



「公園行く？」と聞くと
「００チャン来るなら怖いから行かない」などと断固拒否！

ま、００ちゃんは最近来なくなってきたし、
昨日は、その２歳上のお友達Kくんが久しぶりに参加予定とのこと。

Kくんは小学校に通っているので平日の昼間は、公園に来る時間がないが、昨日は春休み。




このKくんは、娘が４歳になる前に、このグループで知り合った日本人の男の子。


日本人ながらも、アメリカ男子のスイートさをもち、とても優しい男の子。
しかも、大変かっこいい。


彼もはなを気に入ってくれ、
いつも２人は一緒に、そして、なぜか大人からの死角でふたりっきりで遊んでいた。



徐々にラブ度がアップして、ある日は、K君のママがあまりの熱々ぶりに


「このまま２人っきりにしたら、妊娠しそう」と言ったほどのラブラブぶり。



けれど、さっきも書いたとおり、彼は学校が忙しく公園には半年ほど来ていなかった。


だから、はなに

「明日公園にKくん来るよ」って言っても

「うん」だけ。
「会いたい？」と聞くと、「うん」とは言うけど、

「でも、私、明日はひなと遊ぶ。」などといって恥ずかしがっていた。


しかし、火曜日の朝、どこからかリボンを持ってきて

「今日K君くるから、リボンして」

「洋服はこれにする」などめかしこむはな。


そして、ついに公園に到着。


くわっさんが「Kくんがいるよ」と言っても、恥ずかしいらしく、一瞬Kくんから目をそらすはな。

すると・・・


公園の中で遊んでいるKくんが、はなを見つけるなり

「はーなーーーー」と、柵ごしに駆け寄ってくれた。


と、はなが照れて「あ、Kくん・・・」と言った瞬間、Kくんは、

両手ではなのほっぺを優しく包み込み、はなの顔に自分の顔に近づけ



チュッ！



あんなスイートなキス、くわっさんもされたことござりませぬ。

で、生まれてはじめて、本格的なキスをされたはな・・・


Mommy!He kissed me Oh----Mommy he kissed me



で、ひなと遊ぶとか言ってたくせに、ひなが近寄ってきても

「Kくぅーーーーん」とすっかり骨抜きはな・・・。





そのキスの様子を見ていたお母様方も、あまりのスイートっぷりにテレまくってたよ。



その後も、２人は手をつなぎっぱなし。
ずっとラブラブでした。



はなは、Preschoolでも、比較的男の子と遊ぶことが多く、
私は、はなの「男好き」を気にしている。


理由

夫の母：独身、現在彼氏が２人の５０歳、男が切れたことなし。
夫の母の姉（叔母）：離婚歴５回、結婚歴６回だったのが、このたび離婚歴６回にっ！


かなりの男好きの血が流れているでしょーーー。


実際、Preschoolで、他の女子のように、男の子と対等に喧嘩することは少なく、
気に入ってもらえることが多いはな。


来るもの拒まず去るもの追わずの姿勢で幼稚園では、ちょくちょく彼氏がかわる。
が、常に彼氏がいるはな（←いやだ、夫のママみたい）


ただ、やっぱりPreschoolで男の子と遊ぶ理由の一つは
「走ったりジャンプしたりして楽しいから」みたい。


アメリカの女の子はおしゃまさんだからねー、幼いはなには、遊びが高度すぎるようです。


だから、はなの一番のお友達はインド人の女の子Duha（英語はぺらぺら）ですが、
彼女がいないときには、やはり男の子と遊んでいるらしいです。



が、Preschoolで男好きのはなも、この初恋のKくんに対する態度は、
本当に「好き」みたいで、見ていてほほえましいし、こっちが恥ずかしくなるほど。



ちなみに、このKくんはプレイグループで一番年上だから、他の４歳男子と比べても、
優しいので、他の女の子からも人気。


だから「Kくんがくる」と楽しみにしていた女の子は他にも数人いたようです。


で、ある女の子が


「ねえねえ、はなちゃんのママぁ」ときたので

「なあに？」って言ったら

「どうして、Kくんははなちゃんとばっかり遊ぶのぉ？私も遊びたい」


と言われてしまった・・・・。


ご、ごめんねー。


でも、娘が素敵なKくんとラブらぶな姿を見るのは、くわおばはんの楽しみなのー。

勘弁してねー



ちなみに、帰宅後、はなは

「Kから始まる単語は何？」と私に聞いてきた。

「Kくん」とか言うのかしら？と思って「何ぃ？」と言うと





Kiss



と言っていました。

その後も一人で「Kissのつづりは、K-I-S-S」とぶつぶつ言ってたし、
大好きなKくんにキスされたのは、かなりの衝撃だったようです。



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