カテゴリ:はなの先天性股関節脱臼
今日は上の子の足のお話です。
いつもの夫の愚痴やアメリカの子育ての話と違うので、興味のない方は読み飛ばしてね。 上の子はなは、斜視でメガネをかけていますが、それ以外にもう一つ、 先天性股関節脱臼という病気です。 これは生まれて4ヶ月でわかり、その後リーメンにて矯正治療をし、現在に至っています。 佐世保で生まれたはなは、佐世保で1歳半まで治療を受け、その後アメリカに来ました。 詳しいことはフリーページでごらんいただけたらうれしいのです。 フリーページは、こちらとこちらからどうぞ。 アメリカでの治療経過を簡単にまとめると 1歳半・・「いい感じ、来年、さらによくなってたらもうレントゲンこなくていいよ」 2歳・・・「骨の成長が悪い、手術かも」 3歳・・・「いい感じ、来年で終わりかな」 という感じの診断結果で、今回4歳、期待して行って参りました。 結論から言うと 「手術を絶対してください、とすすめるほど、成長は悪くない。去年から成長はしています。 が、手術をしなくていいと手術をしてください、のボーダーラインすれすれの成長。 もしかして今後一年で、また成長するかもしれないし、全然しないかもしれない。 絶対に骨を成長させたいならボクは手術をお薦めしますが、 まだ旦那さんが転勤がなくて、来年もこの病院に来られるなら、一年成長を待ちます。」 という結果になりました。 微妙ッスね。 私の本当に素人としての意見なのですが、目は、手術といわれたら納得します。 それは、斜視の場合矯正しないと、視力がどんどん落ちていってしまうから・・・。 それと比べて足の骨の成長って、 4歳とか5歳では成長してないと決定付けるのって早い気がするんです。 特に世間よりも体の小さなうちのはな。 ということで、できたら手術はしたくなかったの、 先生が手術を避ける方向で話をしてくれて一安心でした。 体だって、去年から今年にかけて、うちの子、それほど成長してないし。 アメリカでいうと、もともとからだが小さい方で、体の成長だって 「ボーダーラインすれすれ、これより成長しなかったら精密検査」 っていわれ続けているんです。 だから、骨の成長基準もアメリカ基準でされているなら、かなりギリギリはあたり前ですね。 で、ちなみに診察内容は、足を色々な方向にまげて見た後、はなの歩き方を見て、 その後私に問診(夫だったら絶対わかんないでしょう、英語力とは別の話ですね、これは) 「股関節に痛みを感じるといったりしませんか?」 「歩き方が変なときはありませんか?」 「何か気になることはありませんか?」 だから、私が 「あー、相変わらず、ふと気を抜くと、お姉さん座り(足をWの形にして座る形)してます。」 というと、先生表情をこわばらせて・・・ 「やっぱり相変わらずWで座ってますか・・・」 アメリカに来てからずっとこの先生に 「この子は運動制限も注意点も何もないけど、このWの座り方だけはやめさせて。 これほど足の向きが不自然な座り方はない。絶対あぐらで座らせてください」 といわれ続けていました。 幸いなことに、アメリカの幼稚園では、普通の子供も、基本的にあぐらで座らせます。 あぐらならお隣のお友達に靴が当たらないし、スペースもとらないでしょう? だから、お話を聞くときは、あぐらが基本のアメリカ。 (クリスクロスアップルソース」って呼ばれてますね。そういう歌と踊りがあるからでしょうか) とにかく、幼稚園ではそのように座っているものの、ふと気を抜くと、ついついWで座るはな。 お医者様は、 「ふと気を抜いてもあぐらで座るようになって欲しい」とおっしゃっていました。 日本だと、股関節脱臼とか関係なく、あぐらの方がお行儀が悪くて、 正座じゃない座り方としては、お姉さんすわりのほうが好まれますよね。 アメリカだけの方針かもしれないけど、 下の子が生まれて、やっぱり子供って自然にあぐらになるもんだって知りました。 だから、私もお姉さんすわりは気になっていたので、あぐらにさせるよう気をつけています。 ま、今年もギリギリセーフなんだかアウトなんだか微妙なラインでの定期健診でした。 来年までに骨、がんばれーーー。 今回詳しいことは省略しましたが、 先天性股関節脱臼のキーワードでこちらに来られた方でご質問がある方は、 お気軽にメッセージくださいね。わかる範囲でお答えしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月10日 07時29分22秒
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