はなひな～アメリカの子育て日記～

さて、色々不安はあるものの、初日がやってまいりました。

朝、早めに学校に行くと、皆さんすでに到着して、教室の前で待っています。



でも、教室には時間にならないと入れない、そう、

それまでは親がちゃんと子供といなくてはいけないのです。



皆さん張り切りすぎて、１５分前に到着したため暇なので、我が家は撮影会開始です。




見えますか？教室の前にボランティアのＰＴＡの方がいて

「先生が来るまで入らないでね」とドアを封鎖しておるのを。




そして、先生が来ると、一列になり、みんなで教室の中に入っていきます。



オレンジのシャツに白いスカートのナイスバディーは担任の先生ですよ。



子供達、若干不安そう。と、親も不安そうで皆さん

「＊＊大丈夫だからね」などと声をかけてきりがない・・・と、先生が

「はーい、みんなぁ、ダディーマミーに一緒にバイバイっていいましょー」


と大きな声で言うと、みんなこのとおりいいお顔。





ちなみに、前回書いたオリエンテーションで

「持ってくるものはお昼ご飯だけですが、

リュックサックをしょいたいというお友達が多いと思うので、

しょってきてもいいですが、基本的に中に入れるもの（＝持ち物）はないですよ」

といわれていました。



ランドセルがないアメリカ。

でも、皆さんやっぱりぴかぴかのリュックを買ってあげてるので、

子供も親も持ってきたかったらしくて、自分の体くらいあるリュックをしょってます。



昔はキンダーから学校が開始だったけど、それじゃあ、全然ダメだということで

最低でも一年、もしくは二年プリスクールに入って色々キンダーに行く準備をするので、

泣く子や、列を乱す子供もいなく、子供達は普通に入って行きました。と。。。



「わーーー、ママーー」と泣き叫ぶ男の子１人・・・。



生徒が３３人もいるのに先生はどうする？と思ったら、ここも、ＰＴＡのお母さんの出番。

彼を笑顔で、しかし力強く教室内に連れて行きました。




プリスクールではトイレに自分で行き、自分で拭くだとか、

（基本的にアメリカの学校は子供のあそこは衛生上、そしてプライベートな場所なので、

先生は触りません。うんこが出ても自分でふけなけりゃそのままです。

先生はトイレの外で待っているだけです）



ご飯は自分でランチボックスを持ってきて、あけて食べて、片付けるだとか習い、

子供達は自分でできるものの、やっぱり先生は近くで見ていてくれる、それがプリスクール。



たとえばご飯をちょっとしか食べずに遊ぼうとしたら、先生が優しく

「もっと食べようか」と言ってくれるのもプリスクール。

スカートのチャックがいつもより硬くてあがらなかったら、先生が手伝ってくれるし。



でも、キンダーになると、先生が「いない」わけで、どうなるか？というと。。。



はな、小食なので、自分が食べ終わる前にお友達が食べ終わって遊びに行くというと

「じゃあ、私も終わり」と食べ終わってしまい、全然ご飯を食べていないし。

はな、おしっこ、お友達が行かなかったからと、自分も行かずに過ごしているし。



心配したとおり、自分で決めなくちゃいけないことは、とても大胆な決定をしておる。



どうか、ご飯食べてください。そして、お手洗いにも行ってください。



と思うんだけど、本人が行きたくない、ご飯もういらない、ならそれで終わりのキンダー。

はななりに緊張しておるのかもしれないので、まあ好きにさせています。

それに、ご飯を食べたら遊んでいいって、こんな魅力的なキンダー専用の運動場があればねえ。





太い保護者の皆さんが横切っているので見えない？？




私はドキドキな毎日ですが、はなは、毎日、授業が終わるとこんな笑顔で出てまいります。





楽しいんだね、よかったね。




ちなみに、自分で洋服とか着たり、靴紐を結んだりしないといけないキンダー。

皆さん、子供が簡単に脱いだりできる服や靴をやっぱり着せてきています。


それとさらに、ちなみに・・・

はなの先生、こんなにきれいで若いのに、２０年近い経験があるらしい。

えええ？何歳？？？

そして骨折しちゃった足に履いてる骨折用のサンダルが洒落とるでしょう？