カテゴリ:夫
なんと夫の家族、
内部分裂を起しましてねえ。 今までは 「夫のおばあちゃん、お母さん(ローズ)、おばさん(カレン)」 が3人でタッグを組んでくわっさんを責めておりましたが、 さすがに、夫が一度怒ったので、 「これ以上くわっさんの悪口を言うと、二度とJ(夫)に会えない」 と気づいたようで、しばらく静かにしておったようです。 が、誰かに依存しないと生きられない夫のおばあちゃんとお母さん、 今度はこの、自力でお金持ちになった夫の叔母に標的を定め、 色々口うるさく言い出したのだそうです。 挙句「Jたちがお金がないからフロリダに来られないそうなので、あなただしなさいよ」 って、叔母に頼んだりもしているらしい、こっちもいい迷惑です、ばあちゃん、ローズ。 どちらかというと、夫の母が出すかおばあちゃんが出すか、ならわかるが、 叔母さんが甥っ子家族の旅費を出すなんてはじめて聞いたわ。 おばさんにだって娘も孫もいるんだから、 どうせ使うならそっちに使いたいだろう、いくらお金持ちでも。 誰も頼んでないし、そんなこと。 しかもばあちゃんとローズチーム、 叔母の電話での態度が気に入らないと、一日携帯に40回も電話をしてきて文句を言うそうで、 さすがに叔母が「こ、この人たちおかしい」と気づき、くわっさんに謝罪 (叔母は実質悠々自適な隠居生活を送っていますが、たまに講演や、企業の教育係などをして、 まだお金を稼いでるので、そうそう暇なばあちゃんとローズの相手もしとれんわけです) でも謝罪はうれしいが、叔母にしては気持ち悪いほどの謝罪だったので、 何かあるな と思ったら、おばさん、 おばあちゃんとお母さんに対抗するために、夫を味方につけようと考えたようで、 この辺は叔母さんはかしこいのだけど 「Jを味方につけるには、まずはくわっさんから」 と、正攻法で攻めてきてらっしゃるようです、 ま、親切にされるならいいんですよ、くわっさんも。 ちなみに、何で夫の叔母さんとばあちゃんローズチームがもめているかというと、 おじいちゃんの病状は本当に悪化してしてしまい、 挙句、おばあちゃんとおじいちゃんは80歳過ぎても普通の賃貸アパートに住んでいるため、 おじいちゃんが退院しても、危ない、ということで、この叔母さんが 「さすがに老人ホームに2人で移ったら?」と提案したところ どうしても普通にアパートに住んでいたいおばあちゃん、勝手に病院と話をつけて 「おじいちゃんを介護施設に送ることにした」といって送ってしまったの。 しかも、おじいちゃんのわずかな年金は、50歳にして親のすねをかじる夫の母ローズの タバコ代に消えてしまっていることもおばさんは突き止めて、激怒したってわけです。 しかも介護施設でさらにおじいちゃん病状悪化。歩けなくなっちゃってるし、ボケだしたの。 で、この話を聞いて、夫は急いでおじいちゃんに電話したら本当にボケてて。 さすがに、これはかわいそうだ、と、ちょうど10月には上の子の学校が秋休みになり、 変なときに2週間お休みだからちょうどチケットも安い、このときに行こう。 となけなしの貯金を切り崩してフロリダ行きを計画したくわっさん。 どこをどう節約しても50万近くかかることを夫にアピールし、 夫が毎月お小遣いから20ドルずつ20年ローンで返す約束も夫から取り付け (いや、本当に返してもらおうとは思わないけど、 我が家は、くわっさんがちょっとした小金を稼いでいるので、 一般家庭以下くらいの生活を送ってて、夫は何か欲しいとか行きたいとか簡単に言うけど、 世間じゃかなり貧乏扱いのNavy。 Navyで下っ端の夫のお給料から20万円ためるのがどれだけ大変か思い知るがよいと思って) さて、話を戻して、「じゃあチケット明日にでも買いに行くわーー」と言ってたら翌日、 「ああああ、ボク、そのときね、船じゃなくて事務所勤務になっちゃった。 上司に『期待してるんだからがんばってこい』って言われたからやすみとれんわ」 と、あっさり言い放ち、計画はつぶれました。 あんなに家族大事というわりに、やっぱりNavyラブな夫です。 くわっさんのせいで、フロリダにいけないならまだしも、 計画も立てていくつもり満々だったのに、夫の都合でいけない という状況がとても、よかったらしく、胸のつかえがとれたように痛みが減少したのです。 ちなみに夫には「50万円」と言っていますが、実際、飛行機代は15万円くらい。 でもさ、せっかくフロリダに行くんだからディズニーワールド3日間、 しかもディズニー公式ホテルに泊まろうと豪華旅行を計画していた私。 つぶれてちょっと残念です ちなみに、おじいちゃんはその後、怒った叔母さんが、ばあちゃんとローズから、 委任状を取り付け、おじいちゃんの治療に関してはすべての権利を持ったの。 そこからがすごかった。 叔母さんは、介護施設に対して 「おじいちゃんがこんなにひどい状況になったのはあなた達のせいだ、訴えるわ」 と本気で訴訟を起こし、おじいちゃんを、別の施設に移したところ、 おじいちゃん、劇的に回復。 といっても、やっぱり、今後10年生きられるほどは年齢的に無理だし、 ガンももう手の施しようがないほど広がってるんだけど、 演技だったの?っていうほどボケはなくなり、歩けなかったのが歩けるようになり、 なんと家に戻ってこられたのだ。 ま、モルヒネを打つしか、もう治療はないそうで、 強烈な夫の家族の中で私が唯一大好きだった夫のおじいちゃん。 背が6フィートもあって、いつもお洒落で、ギャグも夫と違って面白くて、 頭のいい人と話すのが大好きな私はおじいちゃん大好きだから、行ってあげたいんだけどね。 ま、でも、おばあちゃんとローズに囲まれておじいちゃんもつらいだろうけどさ、 これがあなたが選んだ奥さんでその奥さんとの間に生まれた子供だからねえ。 とくわっさんがつぶやいたことを、夫がおばさんに言ったら 「おじいちゃんもこの前私にそうやってつぶやいてたわ」って。 おじーちゃーーーん、やっぱり気が合うわーーーーーーー。がんばってねーーー。 ちなみに、隠れキャラとして夫のいとこ(このおばさんの子供、くわっさんと犬猿の仲) ってのがいますが、こんな素敵なおじいちゃんのことを 「セクハラじじい」とよび「私の尻を触ってきた」といつも被害妄想。 くわっさんよりも太っているあんたの尻を触るわけないじゃーーん。 でも、おじいちゃん、85歳だよ、おじいちゃんにとっては私らなんて子供子供。 と思っていたら、それに関しては本当にその通りだったんだけど、おじいちゃん、 私の母のことを私らの結婚式で見て以来、5*歳の母、ストライクゾーンだったようで 「君のお父さんのことはどうでもいいが、お母さんがお元気か気になるよ。 ボクがくれぐれもよろしくといっていたと伝えておくれ」 と電話をするたび、ここ3年必ず言うので、笑える。 毎回毎回 「お父さんはどうでもよいが」 っていうのが、おじいちゃん独特のギャグっぽくて本当に笑えるよなー。 長生きして欲しいなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月17日 15時02分19秒
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