カテゴリ:夫
夫がここのところイライラしている原因の一つに、やはり
おじいちゃんの病状悪化って言うのがあります。 が、Miffyさんとお話していた時にも意見が一致したのですが 「心配なら見舞いに行けばいいのに、なぜ男性は家族の入院となるとしり込みするのか?」です。 詳しく言うと、たとえば、おじいちゃんは、ちょっと前まで、腰は弱っていたものの、 自分で歩いており、唯一の楽しみは散歩中にギャル(60代)にはなしかけることでした。 が、ある日転倒して足を骨折、入院してから、徐々に弱っていき、 そのうち、ボケちゃって、ガンも見つかって、心臓発作もおき・・・ とにかく、私の父の方の祖父もそうでしたが、健康な高齢の方って、 ちょっとした怪我で入院しちゃうと一気に弱ることが多いでしょう? だから、私は、「おじいちゃん、今後劇的に回復することって難しいな」 と察知したため、夫に、 「おじいちゃんがまだ元気なうちに一度お見舞いに行け」 と言ったのに、夫は常に 「家族皆で行きたい」だとか色々ごねてたことはこの間かいたと思います。 が、そんなこと言ってたらずっといけなくなっちゃうし、家族4人分は高いし (日本まで350ドルが底値の今、フロリダまで500ドルでした) だけど、夫1人だったら夜の便でいくとか、おじいちゃんちで寝るとかできるけど、 子供つれてたらそうもいかないし・・・ とにかく一度1人で行けっ! って言っても、「いや、仕事が」とか「うーん、その日は」とか何かとぐずぐずの夫でした。 だから、ある日、「この日ならいけるじゃん」と私が飛行機の便の値段までだしたら、 今度最後の言い訳が 「But I think they are not ready for my visit」って・・・ え?家族なのに?夫が来るのに準備とかいるわけ??? とにかく、夫もおじいちゃんが心配だけどいけない、けど、 行きたくないということでイライラしてるし、 私は「心配なら、いけよ、男のくせに優柔不断じゃのう」と言う部分でイライラするし・・・・。 って言う状況で、今度は夫の母ローズ(心の病気中)から、 なぜか毎晩フロリダ時間の11時とかに電話がかかってくるんです。 「J,おじいちゃんねえ、ついに自分でおしっこできないから、チューブ入れたの。 彼の人生もあと3週間よ」 「J、おじいちゃんが病院にかつぎこまれたわ。彼の人生はあと2週間よ」 と、毎日毎日なぞの「おじいちゃんの残り時間カウントダウン」が始まったの!!!! ひょえーーー、なんですか?何で毎晩カウントダウン?しかも毎日1週間ずつへっとる。 で、こんな謎の電話で、夫もストレスがたまっているようなのですが、 毎晩かけられると、こっちもうっとおしいとおもい、夫が行けば電話は来ないわけなので、 「ねえ、フロリダ行ったら?」って言ったら、 夫、前よりさらにネガティブ、っていうか おじいちゃんに会いたい<自分の母&おばあちゃんに会いたくない という公式が頭の中に出来上がってしまったようで、かなりしつこく 「君達と一緒に行きたいです、金銭的に無理なら今回はあきらめます」と言い張ってました。 たしかに、おじいちゃんがやばい状態な上に、お母さん発狂気味じゃあなあ。 と思っていたら、なんと今度はおばあちゃんの足が黒くなってきて。 あまりの異常な黒さに叔母さんが「病院行きましょう」って言っても 「缶を足の上に落としただけだ」と言い張り、 以前は、いかに自分が病気は人にアピールするために病院大好きおばあちゃんだったのに、 自分でも、この黒さは普通じゃない、絶対入院だ、と気づいたようで、意外な断固拒否。 しかし、缶を落としたような黒さではないらしく、 叔母が「おじいちゃんのお見舞い」とだまし病院に連れていったところ即入院。 壊死?足が壊死しちゃってるってことなのかなあ? まあ、とにかくそんなすごい状況になっていて。 私達もその状況は嫌だし、それより何より予定が厳しい。 金曜日の午後1:42にこちらを出発 ↓ 途中で乗り返して7時間半たったとき ↓ フロリダ時間の夜11:59分に到着。 ↓ そこから夫の実家まで1時間のドライブ しかも、夫がおやすみがとれんで、なんと土曜日一日フロリダで過ごし、 翌日またカリフォルニアへとんぼ返りなのです。 直行便は出てないし、遠いし、子供つれててきついーーーとおもいません? でも一応連れて行く方向で話をすすめてたら、夫の叔母さんが 「うーん、つれてくるのはあなた達の自由だけど、Jのお母さん、 かなり心の病気が悪化しちゃって。おじいちゃんが病院にかつぎこまれたときにね あまりの、ローズの発狂ぶりに、おじいちゃんのお医者さんが、 おじいちゃんじゃなくて、ローズにクスリを出してくれたほどよ。 本当にすごくて、きーきー言ってるから、私も自分の孫には今、お見舞いには来させてないわ」 え?なんすか、その状況?そんなに変なの? そういえば、はな1歳半の時、フロリダではなが旅の疲れで高熱を出したことがございました。 普通なら、まあ、寝かせておこうと思う程度かもしれなかったのだけど、 ちょうど当時SARSが流行してて、我が家も飛行機で到着したてだったから怖くて ERに連れて行ったら、なんと、夫の母ローズ、ずーーーーっと、 「はなの耳が赤く腫れてて、私はこれは絶対に変な虫に刺されたんだと思います」 って、気がふれたように言い続けていて、私はそのとき、まだ夫の家族をそこまで知らなくて 「何かいっとるいっとる、でもわたしそれどころじゃにゃーでね」 とあまり聞かずにいたら、看護婦さんは、冷静に 「あー、ここは患者とその両親までしか入れませんので出てください」とローズに命令。 命令はおとなしく聞くローズは、そのまま待合室で待ってたんだけど、 なんと!30分まって疲れたらしく 「シャワー浴びてくるわ」って家に帰ってしまったと言う人なのです。 看護婦さんいわく、そこは近所の病院なので、夫のおじいちゃんおばあちゃんがよく来ると。 が、ひとたびおじいちゃんかおばあちゃんが緊急に担ぎ込まれると、 付き添いはローズなわけだけど、とにかくパニック状態になり、 ひたすらしゃべっててうるさいのだそうです。 うーん、でもそれ以上らしいので、そんな想像を超える、発狂ぶり・・怖いかも・・・・。 挙句、入院したがらなかったおばあちゃん、入院させられたのが嫌で、 文句を言い続けていて、今度は 発狂ローズVS足が壊死なおばあちゃんバトル なんだそうですよ。 でも、なんていって夫を説得して1人で行って貰うか? と悩んでいたところ、これもMiffyさんのナイスアドバイスで、解決。 教えていただいたとおり 「やっぱりスケジュールがきつい」と言うことを夫に述べた後 「おじいちゃんに会って 『子供と妻は今度の休暇にもっと長く来るから、おじいちゃん、そのとき楽しみにしててね』 って伝えてきて。私達が行くと、あなたにも逆に迷惑をかけるし、 1人で行けば、家族の手伝いもできるでしょう??」 と、優しく(心にはテックを思い浮かべ)はなしたところ、夫、快諾、さすが単細胞。 結局、色々調べたところ 「レンタカー込みで、夫の希望の時間のフライトで、520ドル」という意外な安値を発見。 もうこれを取ることにしました。チケットの変更も50ドルでしてくれるっていうし。 今まで、行かないとぐずぐず言っていた夫も、チケットを強引に私にとってもらったら、 やはりうれしくなったらしくて、ご機嫌になり、はー、よかったー、と思いました。 しかも週末夫がいないとは、ちょっと私もうれしいし。 それに、おじいちゃんが本当に元気でいてくれるなら、 次回、多少お金がかかっても、もう少しゆっくりとフロリダに行けばいいしね。 Miffyさんのお陰でこちらの問題は本当にすっきり解決です。 明日は、私と夫が気まずい理由その弐。 夫と上の子はなの対決、のお話を書きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月27日 15時03分43秒
[夫] カテゴリの最新記事
|
|