はなひな～アメリカの子育て日記～

いやいや、昨日途中でブログを切ったので、

くわっさんが「私は理想のお母さんですよ」と書いているような感じで終わってますが・・・

こちらが、オチです。





前にも書きましたが、くわっさんは、子供の頃親に叩かれて育った子供です。

でも私は、子供を叩きたくないので、

もし叩いてもお尻と決めています。



叩かれて育った私が、一度叩くと、たぶん、自分の感情のコントロールができなくなるのは、

自分がわかっているので、がんばって自己コントロールしようと努力しているわけです。

（できてない時の方が多いですが、叩くことに関しては今のところがんばってます）





これは叩くのがいけないんじゃないんです、自分のポリシーを持って叩いている方は、

それでいいと思うんです。昔のおかんのように、一発ぱちん、いいじゃないですか。

私は、母が感情で私を叩いていたので、自分もそうなるんじゃないかと怖いからやめてるんです。






とにかく、親子クラスに出たり、大学で勉強したりと色々な面から児童発達を見た結果、

「しかる時は、感情にそってじゃなくて、一般常識にそって怒るのがよい」とわかったので、

こっぴどくしかる理由は


「人を叩く」

「モノに八つ当たりをする」

「遊びが生命の危険を伴う場合」



に限定しているわけです。

もちろん、私はもともと感情のコントロールが下手な人間なので、

イライラしちゃうときもあるし、怒っちゃう時もあるけれど、

そういう時は、子供にはテレビをつけ、数分別室で漫画を読んで気分転換してます。

アメリカ式のタイムアウトとは少し違うけど、母自らタイムアウトなくわっさんです。






それに母親は毎日一緒にいるから、怒ってばっかりじゃなくて、

子供といっぱい楽しく過ごしている信頼関係があるから、

多少怒っても、その怒られる理由が、子供が納得できるものであれば、

子供はしかられて泣いても、イライラは、したりしないと思うんです。






そんな、自分の育児に自信のないくわっさんは、本当に色々参加して、

実際に理想のママさんたちにもであって、

「あー、なるほどなー」と思う部分も多くて、お友達や学校から母道を学ぶ、

お母さん５年生、試行錯誤で、がんばっとるわけです。









が、そんな私の怒ってる姿だけを真似して、厳しくし続ける夫、

なぜか自分の育児に絶対の自信を持ち、育児本はよまない、くわっさんの話は聞かない、です。

ちなみに夫は、こちらカリフォルニアに来てから、の３年間、



８ヶ月の出航一回

６ヶ月の出航１回

週末のみ返ってくる月５ヶ月




など、繰り返しているので、ほとんど家にいない人。

そんな人が、家に帰ってくるなり、突然怒り出して、子供はいうことをきくでしょうか？

ちゅー話なんですよ、本当に。





ご家庭なりのやり方があり、お母さんがおっとりでお父さんが怒る、これはいいとおもうんです。

ただ、我が家の場合、（何度も書いてるので繰り返しになっちゃうけど）

夫がいないときに私が甘やかし続けるわけにもいかないので、

私が怒る役をして、夫は子供と楽しく過ごす役をして欲しい、と以前からお願いし、

夫も「怒るよりも簡単だ」といっていたはずなのに、いざ子供が何かすると、怒っちゃう。






夫の言葉がすべて、Ｎｏから始まるってのもあるかなー。

はなは、日本語だと普通の子供の言葉でも、英語で夫と話すときは常に攻撃的。





この間普通に夫が「ダディーが本を読んであげる」といっても「Ｎｏ」

夫は夫で

「はなは昔はボクの言うことを聞いたのに、今は君の言うことしかきかない。

君が日本語でなんかボクのことをいってるのか？

それとも君は僕にわからないように日本語で秘密のしつけをはなにしてるかどっちかだな」



とまで言い出す始末。八つ当たりもいいところだ、それ、オイ。と思いました。






しかも、夫は、自分の機嫌がいい時は、夕ご飯のあと遊ぶ、

疲れてるときは「Leave me alone」





これじゃ、子供はわからないと思うんです。




そして、夫は、はなひなが喧嘩をしてると、理由も聞かずはなをしかるんです、

これ、絶対ダメなんですよーーーー。





今までは、ひなが赤ちゃんで、わかってないから、はなのおもちゃを触ってしまい、

そうなると、はなも手が出ちゃって、ひなが泣く・・・となるわけですが

そのたび私は

「ひなはまだ赤ちゃんだからわからないことも多いけど、

今は、おもちゃを取ったのは、ひなが悪かったよね。

だけど、たたいてしまうと言う部分は、やっぱりはなが悪いよ。

言葉で話してみて、ダメだったら、マミーに教えて、マミーがひなにいうから」





と説明してきました、この回答が果たして正解か？はわからないですが、

でも、この説明の甲斐あって、あまりはながひなを叩かなくなり、

口で説明するようになりました、と思っていたら、今度はひな蔵が、暴れん坊になってしまい、

姉のお菓子は、姉が手に持ってるところを取って、食べちゃうだの、大暴走。






ああ、自分の姿を見るようだ、というひなの暴走です。

そして、はなは、「私は口でちゃんと言ってるのに」と、ショックで、喧嘩になるわけです。





でも、２人とも３歳と４歳なので、そういう時は、しばらく放置しておくわけですが、

そうするとだいたい、２人で解決してるんだけど、ひどい時は、お互い最後手が出てくるので、



「叩き合うのはよくない、２人で階段に座って少し考えてきなさい」となるわけです。




そうすると、何か２人で楽しそうに階段に静かに座ってます、

で、しばらくすると、仲直り。

いいのか、こんなタイムアウトで、と思いますが、

子供同士も、喧嘩していた原因は何かわからなくなってる状態なので、

階段に座ることで、気分転換になりいいと思うし、

危険を回避させる風に指示を出すのが、喧嘩に対する親の役目かな？と思ってます。






でも、夫は常にはなをしかる、なのです。

すると、ひなもそれに味をしめてしまい、

はなになんかされると、うそ泣きするようになっちゃったの。





するとまた、夫はひなが泣いてるので「何したんだ」とはな尋問するんです。




私は、「うそ泣きだ」とわかるので、これは無視、だって明らかに涙が出ていない。

そうするとひなも「あ、うそ泣きだめですか」とあきらめます。

が、夫はダメですねーー。

ひなの味方。ひなは味をしめるし、はなは、

「ひなばっかりずるい」となり、ひなを叩いたりするんです、

あとヒステリーに泣き叫んだり。かわいそう過ぎる。





・・・・その結果、はなは、夫がたとえ、正しく注意したとしても、はなにとって、

夫の口からでる注意はすべて


「マーミーダディーがはなに・・・・



















意地悪した (｀ε´)」




になるわけですよ、当たり前だよね、

普段、家にいない人が、子供の言い分もきかずに、頭ごなしに怒ってたらそうなるよね。





しかし、そういう時も日本語で私らが話してると怒るし、

私の横で「でも今ははながこんなに悪かったから僕が怒った、ボクは悪くない」と

まるで兄妹喧嘩して、母に怒られている兄みたいな言い訳をするのですよ、夫は。






そして、その結果、昨日はなが、悪いことをした時のこと。

いや、洗面所で、石鹸を大量に出して遊んでいたので、まあ、注意程度だな、と思って




くわっさん「あれ？これ誰がやったの？」

はな「ひながやった」





と、手が石鹸だらけなのに、嘘をつきました、はな。






いえ、はなちゃん、ひなは、ずっとマミーと一緒にこっちにいたでしょう。

洗面所にいたのはあなたですし、手がね、石鹸がついてますがな。





あとで、色々きいてみたらやっぱりはながやったのですが、

私が「ダメだよ、そういう嘘をついたら」というと、

はなの中で、まだ「うそ」って言うことははっきりと定義がわからないみたいでしたが、

自然と、夫との会話で学んじゃったんだよね、言い訳するってことをさ。




私は、アメリカ人のいいわけが大嫌い。というか、夫の言い訳ですが・・・。



非を認めない、ってのはいいかもしれないけど、それが一つ間違うと相手を責める形になるし、

そういうのって、どうなんだろう？？？

アメリカ人として生きていく上で大事なの？

アメリカ人でも、悪いときは悪いってちゃんという人も多いよ。







とにかく、まあ、年齢的なものもあるとはいえ、

まだ、嘘ついたり言い訳する年齢じゃないんじゃないか？



素直なところがとりえみたいな上の子が言い訳がましくなってきたのは、

夫からの悪しき影響だし、それよりに何より夫と娘がいい争ってるのを見るのはつらいので、

ある日、夫に



「何があっても今日ははなを怒らないで」と頼み一日過ごさせました。

夫はかなり不服そうだったけど、午後になり、はなは、すごく機嫌がよくなり、

いつもの１００倍は夫のいうことをきき、

はながダディーらぶな昔のはなに戻り、夫にべったり。




フロイド先生も言ってるモンね、本当はお父さんが、女の子が最初に、異性として意識する人、

ラブラブになるはずですわ、本当は。

だけど、このごろは、全然ダメな２人でしたが、

昔のラブラブ関係に戻り、夫は心から反省していました。





すぐ反省するのは夫の数少ないいいところの一つ。

ま、この反省が長く続かないのが夫の悪いところですが、

いつまで続くか、がんばって欲しいです。






子は親を映す鏡って本当によく言ったモンです。