カテゴリ:はなの斜視治療
最近は4-5ヶ月おきに、先生に会いに行っているはなの斜視治療。
本日も定期健診にいって参りました。 斜視、というキーワードなどでいらっしゃった方のために、簡単に説明しますと、 はなは内斜視です。裸眼で、近くのものを見るとき、右目が内側に寄ってしまいます。 2歳過ぎから私は気付いていましたが小児科の先生には「問題なし」といわれ 何でもかんでも、小児科から紹介状をもらわないと専門家に会えないこちらのシステムのせいで、 専門医に会ったのは2歳半でした。 目の専門の先生は「これだけ明らかに斜視なのになぜ小児科は見過ごした?」 って怒ってらっしゃいました。それでも早い発見のほうで本当によかったです。 色々発見の方法が斜視のサイトに載っていますが、私はフラッシュをたいたカメラでした。 フラッシュをたくと、どれもこれもはなの目が寄ってるんです。 ご心配な方は、お子さんの近距離で、(目に支障がない程度ですが) 顔の写真などを撮ってみてください。 さて、2歳半から、めがねによる矯正治療が始まりましたが、 はなの斜視は「遠視による」ものなので、その時点で、だいぶ視力が弱っていました。 というのも、子供というのは、見にくいほうの目を自然に使わないようになってしまうらしく、 2才半までの間に、よく見えない遠視の方の目をあまり使わないようにしてきたはなは、 使ってない目、つまり遠視で寄ってしまう方の目の視力がかなり落ちていたんです。 つまり、弱視、ってことです。 だから、めがねと一緒に、よく見えるほうの目を隠し、遠視の目を酷使するという、 アイパッチ治療も併用して、視力を回復させながら、めがねで斜視を矯正ってことをしています。 途中、めがねがあまり効果がでなくて、めがねをしてても目が寄ってしまう時期がきて、 手術かな?と素人目にも思っていた時期もありましたが、 先生が、「遠近両用めがね」に切り替えてくださり、その後、効果がばっちりで、 めがねをしている限りは、あまり目は寄らなくなりました。 はなの場合、遠視による斜視なので、裸眼で目を寄らないように治すのは不可能なんだそうです。 確かにお風呂に入ってるときは、たまに寄ってますし、 怒られてめがねをはずしたときとか、目が寄っちゃってますし。 朝などは斜視とかそういうことじゃなくて、焦点が定まってないですし。 最初「治らない」と聞いたときはショックだったんですが、 うーん、簡単に言い換えると、くわっさんは近視なんですが、 確かに裸眼だと何も見えないので、目を細めてみちゃうけど、 コンタクトやめがねをかけていれば問題なし、ってのと同じで、 見えないから目が寄っちゃうんだって思いました。 そこで、今日の検診になるのですが、 今のところ、問題なく、めがねが効果をあげていて、 めがねをかけていれば目も寄っていないし、両目使ってるので視力も落ちていない、とのこと。 先生が定期健診でチェックしているのは、めがねをちゃんと使ってるか? 視力がまた落ちて、目が寄っちゃって、弱視になってないか? なのだそうです。 今回の結果によると、遠近両用めがねは確かに効果はでているが、さすがに 思春期に入って、このめがねは嫌だろう、と。 で、そうなった場合、はなは、遠視による斜視なので、 手術などで、筋肉を調整して斜視を戻すのではなく、 コンタクトレンズやめがねでやっぱり視力を矯正して目を寄らないようにするしかないのだが、 近年レーシックがだいぶ発達してきてるので、 うまくいけば、ティーンエイジャーになった頃には、レーッシックを受けて、 半分くらい、取り除いて、めがねか、コンタクトレンズに変えることも可能になるだろう。 という、うれしいお話をいただきました。 いや、まだ今の時点では「仮定」の話です。ただ、確かにレーシックの発達はすごくて、 小学校6年生からめがね→コンタクト生活のくわっさんは、 子育てが終わったら絶対受けたいレーシック。 今後の、医学の進歩を期待したいところです。 ところで、はなの担任のお子さんも斜視でめがねをしているのですが、 先生のお子さん、この間は目を開いての筋肉で斜視を調整する、簡単な手術だったそうです。 が、目を開いてみてみたところ、なんと「やっぱりやめよう」ってことになったそうで、 はなの担任、そのお医者様の決定に大変ご立腹。 「8年よ、アイパッチ治療を8年してきて、最後の手段で手術だったのに っていうか、何にもしないならなんで目のところを開いたのよ」 って、先生は、お子さんの手術で一日学校をお休みになったので翌日、みなに 「どうでした?」って聞かれて、聞かれるたびに、その怒りを話していました。 結局、担任のお嬢さんは、 今度はコンタクトレンズをしてみて、それで、斜視が治るか見るらしいです。 子供の病気って、自分の病気なんかよりもよっぽど、その検査結果に一喜一憂します。 だから、担任の先生のお怒りもごもっともだーーって思いました。 そして、お医者様との出会いも大事だなーって思います。 子供って自分で「この先生はいい、この人は嫌だ」ってわからないから、 親がしっかりみて先生を選ぶしかないんですよね。 私は基本的に、日本人の先生の方が好きで、股関節脱臼などは、何回こちらの先生に会っても 「手術になったら絶対に日本に帰ってやる」って思うほど、フィーリングが合いません。 が、斜視の先生は、まあ、目だけに私から見ても効果がわかるってのはあるのかもしれませんが、 もし先生に手術といわれたら、安心して任せられる、って思ってずっとお任せしています。 万が一、軍人のご家族でお子さんの目が心配な方が読んでくださったなら、 病院と、先生のお名前教えますから、メッセージを書き込んでくださいね。 ちなみにこの先生、キャプテン(かなり上のランク)なんですが、そんなこと以上に、 小児眼科の名医らしく、世界中に、軍医はいますが、どの軍医も、そして一般のお医者様も 「手術するなら、カリフォルニアのM先生に任せたほうがいい」といって、 患者さんは皆さんこちらにやってくるそうです。この間はドイツから来た男の子に会いました。 まあ評判が評判を呼ぶっちゅーのはありますが、それでも私はこの評判を聞く前から、 この先生をなぜか100%信頼しています。 このままはなの目が順調に現状維持できますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月09日 14時33分48秒
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