はなひな～アメリカの子育て日記～

昨日の日記の続きです、よろしければ昨日日記からご覧ください。



さて、土曜日の朝、二度寝して１０時過ぎにおきてきたジェイさん。





子供たちが

「ダディー、今日ねえ、マミーとカップケーキ作ったんだよ」とダディーに報告。




ジェイさん

「くわっさん！子供たちがカップケーキを作ったって言ってるけどどういうこと？」




くわっさん

「そのものずばり、『カップケーキを作った』んだよ」


ジェイさん

「ふーん」




となにやら怒っている？？？？




あっ！




くわっさん

「ジェイさんの分もあるよ。そろそろ冷めたから食べましょう」



ジェイさん

「はーい」




ああ、本当に世話が焼ける・・・・






このカップケーキは本当においしかったんです。

普通のカップケーキを作って、その上のところにまず、

バターに浸して、そのあとシナモンシュガーの上を転がすと、

とってもおいしいシナモントッピング！



雑誌で見て初めて作ったものだったんです。





子供も楽しく浸して遊んで（？）いや、食べていましたが、

はなが、ゆっくりシナモンをつけていると、




ジェイさん

「はな！もういいでしょ？ダディーも使うから！」



と、大人気ない感じのジェイさん。




ちなみに、全部で１２個作りました。




食卓には、各お皿に１個ずつと、

余分に真ん中の大きなお皿に４個置いておきました。




ジェイさんが１個食べ、真ん中のお皿から１個とり、２個目食べ・・・

真ん中のお皿からもう一個、３個目完食、と、真ん中のお皿に２個しかなくなった。




すると、上の子はなが、急いで残り２個のうち１個をとると。。。。その瞬間！




下の子ひなが、急いでそのお皿の上の最後の一個に手を伸ばし、

ジェイさんをちらりとにらんだ。その顔はまさに・・・・




「ハゲ親父、お前食いすぎなんだよ」でございました。




しかし、ひなは、まだ一個目が食べ終わってなかったので、




ジェイさん

「ひな、先にお皿の上のを食べなさい」



とお父さんらしいことを言ったのですが、ひなは、この最後の１個を絶対離さない。





やっぱり・・・・

ひなは本能で、この最後の一個を父親にとられるかもしれないと感じていたのね

しかもひなの勘違いではなく、本気で最後の一つを狙っていたジェイさん。

大人げないっす、ジェイさん。（本人は否定していますが。。。。）







その後、カップケーキを食べ終わった瞬間



ジェイさん

「ボク、今日、髪の毛切りにいってくるから」




くわっさん

「は？いいけど、じゃあ今から行くの？」



ジェイさん

「くわっさんたちがお昼ご飯外で食べるなら一緒に行ってあげるよ。

で、そのあと髪の毛切ってくるよ」



くわっさん

「別に一緒に行ってもらわなくてもいいし。」



ジェイさん

「じゃあ、どおしろっていうんだ」



くわっさん

「？？？？？？」



ジェイさん

「髪の毛切るなってことか？」


くわっさん

「いや、あの・・・あなた、１０時におきてきて、まだパジャマで・・・・

子供のこのカップケーキはオヤツなんですが、それもたらふく食べて・・・・

で、今度はまた自分の都合で、髪の毛切りに行きたいって言ってるから、

どうぞ勝手にって言ってるだけの話です。」



ジェイさん

「お昼ついていけばいんだろう？」



くわっさん

「だから違うって。ジェイさんさ、自分の都合でばっかり動いているでしょう？

だったら、お昼も勝手に食べろって言ってんの。

外食ラブだから、外食だけ、そんなに恩着せがましくついてきてもらわなくて結構です！」



ジェイさん

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




くわっさん

「まず何より、１０時におきてくるなんてありえない。

それは、前の日に寝るのが遅かったからでしょう？：



ジェイさん

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




と、ジェイさんがご機嫌が悪くなってきたので話題をまた変えて・・・



くわっさん

「夕ご飯何がいい？」


ジェイさん

「リブ」



くわっさん

「いいよ。オーブンで作ればいいよね？」



ジェイさん

「」




くわっさん

「は？また何かおきに触ること私いいました？？」




ジェイさん

「バーベキューしたらダメなのか？？？」




くわっさん

「いいけど、お昼ご飯食べてきてから、髪の毛切りにいって、

そこからバーベキュー用意して、ご飯何時になるの？？？

まずさあ、そんなにやりたいことがいっぱいあるなら、１０時におきるのが間違いよ」






こっちは子供がいるので、決まった時間にご飯にしたいのに、

ジェイさんは自分の朝おきた時間からゆっくり始めるから、

本当に毎週末、イライラがたまります。




結局この日も、本来は５時くらいに食べる予定が、６時になったし。





しかも、バーベキューを終えてジェイさん、

すっかりビールでほろ酔い気味になっていて、

カウチでだらんとしていました。




だらだらしているなら、と、私が一つ用事を頼んだところ、



ジェイさん

「今、バーベキューの片付けようとしているから。

あとでするから、わかったわかった」


と、明らかに片付けているのではなく、カウチでくつろぎながら横柄な態度にでました。




しかし頼んだ用事というのは、

ジェイさんはいつも『自分』のパーソナルトレーナーの予約を忘れるので、

ご飯が終わって忘れないうちにして、って言うもの。




しぶしぶ電話をさせたら、相手は留守電だったのですが、なんと



ジェイさん

「どうすんだよ、留守電だぞ」と、なぜか私に八つ当たり・・・・・・。



くわっさん

「自分で考えなよ」


ジェイさん

「くわっさんが電話しろっていったんだろう？何だよその言い方」






まあ、とにかく何とか電話が終わり、ジェイさん今度は

「トイレに行ってきます」と言って立てこもる事３０分。戻ってきたら暗くなっていた。




そこで、私が

「早くバーベキューの片付けてよね」というと



ジェイさん

「明日やるわ」



くわっさん

「は？何で明日？明日明日ってやったためしがないから、いまやって」



ジェイさん

「だからボクがさっきやるっていったんだ。君のせいだよ。

くわっさんが電話しろっていって、そうしたら暗くなった」






ええええ？？？私が電話しろっていったから暗くなったの？






台所の片付けも終わっていたので、

くわっさん、さすがにキレテ無言で、子供と上に行き、子供を寝かしつけ、

下におりてきてパソコンしてましたが、その間もジェイさんとは会話なし。





さすがに怒りが伝わったか？？

謝るか？？？




と思っていたら、なんと、突然笑い出し



ジェイさん

「くわっさーーーーーん！はなが、歯軋りしてるよー。

うるさいのくわっさんみたいだねーーーーー、わっはっはー」








と、最後の最後に、おさまりかけた怒りの火に

更なる油を注いだジェイさんなのでした







男の人、特にジェイさん系は、

妻が失敗しても責めません、逆に異様に寛大。





しかし、自分が失敗した場合、こっちは責めてないのに、なぜか攻撃的だし、

万が一それを責めると、さらに逆ギレするな、と思いますが、いかがです？