はなひな～アメリカの子育て日記～

前日怒られても反省してなかったように見えたジェイさんですが、翌日曜日のこと。

なんと、朝5時からおきてスタンバイ・・・・。





私が「日曜日はキックボクシングのクラスに行く」と言ったのは覚えていたようですが、

朝の7時から



ジェイさん

「くわっさん、さあ、行ってきなさい。子供は見てますから」

と言われても、キックボクシングは9時半からなのですよ

もうこの日曜クラスには、3ヶ月くらい通ってるのに、覚えてないのね、ジェイさん。





まあいいや、その気持ちはありがたいやね、と思って、ご機嫌で、

子供のリクエストの薄い、クレープよりは分厚い、ホットケーキを焼いていたくわっさん。

あと、イチゴのジャムみたいなの、イチゴ煮てジャムになる手前みたいなのが、

うちの子供は好きなので作りました。





と、ジェイさんがくわっさんの背後にやってきて、手伝う準備ばっちりみたいな顔でいる。




ジェイさん

「何かお手伝いいたしましょうか？」



くわっさん

「ああ、ジェイさんも食べる？？」



ジェイさん

「食べる



・・・ボク自分でやるよ。やり方だけ教えて」



おおお、すごい進歩です。

このホットケーキはホットケーキの素を使ったんですが、

スゥエーデン風で、薄いのね。

子供の分は、粉に卵とか、にんじんなどの野菜をすりおろしたのを入れたものです。






ジェイさんは、余分なのが入ってるのは好きじゃないから、

子供のを作って冷ましてるときに作ろうと思ってました。




それに、ジェイさんが自分で作るなら、とりあえず、と、箱に書いてある通り




粉1カップに対して水１と３/４





で混ぜて、フライパンに流し込んでつくるように説明。

子供のホットケーキを冷ましている間、ジェイさんがお料理しているので、

私は邪魔しないよう、子供と遊んでいたところ、台所からこげたニオイ（←お約束）が！






早速台所にいってみたら、なんと、っていうかなぜか、フライパンの上には

団子状になった、粘土が・・・・・小麦粉粘土作っちゃいましたか・・・・。

それでもさらに



ジェイさん

「うーん、うーん、写真の通りにならないよぉ」




あい

「え？この団子状から、ホットケーキにするの？」


ジェイさん

「なるでしょ？くわっさんいつもこんな感じで作ってるでしょ？」



くわっさん

「つ、作ってねーよ、そんな風にはっっ」

とはいいませんでしたが、だまって、そのフライパンを洗いました。

で、またきれいにして渡すと、その後も懲りずに挑戦を続け、なんか失敗している夫。






元の粉を見てみると、何かすごい水が多くて、

あの、広島風お好み焼きのあの液よりもしゃびしゃび・・・・




なぜだ？ホットケーキの素の箱に書いてある通りにしてと言ったのに。

しかも「くっつかないフライパン」なのに、くっつきまくり、こげこげ。






箱の中の粉を全部使ってしまったジェイさん。

コレを捨てて作るホットケーキの素はなく、あるのは、目の前の大量のお好み焼きの液。





味はもうまずくなるだろうけど、と、この液体の中に、薄力粉を投入したくわっさん。

フライパンには油をしいて、さてどうだ？？





なんかね、油の量がすごくて、ぎっとぎとな広島風お好み焼きの皮みたいなのが、

5枚くらいできてたけど、ジェイさんはイチゴものせて、

ご機嫌で、楽しそうに食べていました。





そうそう、ジェイさんがはなに

「ダディーが作ったホットケーキだよ。食べる？」と聞いたところ




はな

「NO thank you. I am full now」と断ったらしいです。



ジェイさん爆笑してましたが、確かにな、見た目も怪しかったもんね、

ダディーのお好み焼き。




その後、くわっさんがキックボクシングにいっている間、ジェイさんは子守をし、

（というか3人でテレビを見ていただけですが）

私の帰宅後は、

みんなでイースターの礼拝に参加し、スープランテーションで、

お昼ご飯を食べて家に戻ってきました。




夕ご飯はハムを焼きました。

あまりホリデーの食事は好きじゃない私ですが、ハムはうまい。うまいっす。




日本にいるときもたまに頂き物でもらう、伊藤ハムのでかいので作るハムステーキ、

あれはうまかったっす。

めったに食べられないから余計おいしかったなあ。







そうそう、話は戻りますが、ジェイさんは休日の外出先といえば



ショッピングモール

映画

遊園地






しかなくて、年間パスがあるとはいえ、毎週遊園地に行くのも大変だし、

映画も混んでるし・・・・と思っていたときに、あることに気づきました。





ジェイさんは子供との遊び方がわからないのではないか？





この推測が当たってるかな？って思ってジェイさんに質問してみたワタクシ。




くわっさん

「ジェイさん、テニスしに行こうよ」




ジェイさん

「やり方知らないもん」



くわっさん

「ジェイさんスケートしにいこうよ」



ジェイさん

「行った事ない」

（スキースノボなどもしたことないジェイさんです）





ついでにフロリダ出身ながら海のスポーツもダメです、なぜぇぇぇ？？






そこで、今週から、子供と遊ぼうの会を作り、

毎週一つ、遊び道具をとりあえず揃えることにしました。






本当は夫には、遊び道具を使ったりどこかに行く遊びじゃなくて、

色々自然の中で子供に色々教えたりしてほしいと思うのですが、

何せ自分が子供のときからおやに遊んでもらってないジェイさん。




道具があっても、子供と遊べないのに、道具なしで遊べるわけがない。

私の理想が高すぎたな、とあきらめ、道具をそろえ、

とりあえず私がはなひな＋ジェイさんをまとめて、

何か楽しいことに誘い出せばいいのだと思ったのです。





そして、今週はテニス。

すごくヘタですが一応テニス部出身のくわっさん。

我が家は軍のハウジングなので、家の前に広い場所があります。

そこで、はなにテニスをとても楽しく、そして一生懸命教えていたつもりだったくわっさん。






が、どうも、軽くスパルタはいっていたようで、はなに

「マミーはもうお家で待ってて、ダディーと私が二人でやりますから」




と言われ、がっくり。

悲しい気持ちで家の中から見ていたら、ジェイさんとはな、二人で、

ひたすらボールを追っかけているのだけど、楽しそうでした。






普段は子供と、同レベルで競い合う、大人気ないジェイさんですが、

こういう遊びをこちらが提案していけば、やったことないから、

子供と同レベルで思いっきり楽しんでくれるのかなーと楽しみです。




私はすでに子供のときからやっていることなので、どうしても

「教える親の目線」


になりがちだけど、ジェイさんは「一緒に遊ぶ」になるから。





子供と一緒に遊ぼうの会、来週は「凧」です。

これはジェイさんお得意だそうで、楽しみです。





ま、ジェイさんは数学も「お得意」だったそうなので、期待はできませんが・・・

そして、来週の朝も、ホットケーキを作りたいそうです。

来週はホットプレートでリベンジって、

そのホットプレートも片付けてくださいね、ジェイさん。