カテゴリ:子供たち
幼稚園で、自分よりも大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんに、ちょっとでも嫌なことをされると
以前はたたき返していましたが、そうすると自分も怒られると気づいたようで、 最近はたたかれたらすぐさま、不必要に大きな声で泣き(涙なし) すごく大きな声で泣いたまま、チラッと一番優しい先生に抱きつき、 さらに突っ伏して、うそ泣き続け、先生の同情を買うという、 姑息な手段、本当に二人目は要領がいいな、と言う仕返しの方法を覚えた下の子ひな。 そんなひなの出産時のお話です、何かと忙しくて更新が長引いてすいません・・・。 NICU(新生児集中治療室)にはいって2日したら、チューブがはずれ、 普通に授乳していいことになりました。 あの時は本当にうれしかったです。 ・・・未熟児なのにスゴイ勢いで吸うので驚いた、いやあ、ホント、 体は小さいけど(未熟児)パワフルなのは今も同じです。 そして、3日くらいたった頃、私はどうしても、下の子の顔が黄色い、と気になりました。 でも、普通のお世話をしてくれる看護婦さんは「アジア人だからでしょう?」と言うので、 そうかなーそうかなー??って思ってました。でも納得いかないなと思っていたら、 偶然、その日から 大学をでて普段は普通の病院でナースをしている男性が、 軍のこの病院に期間限定で派遣されてきました。 (軍には普段一般の仕事をしていても、1年のある時間だけは、 軍の施設で仕事をするという、Reserveという仕事があります。 戦争などでは、こういう人も借り出されるわけですが、 このときはナースさんが人手不足でNICUに借り出されていました) で、そのナースさん(ボブさん)は、普通のナースさんよりももっと、 お医者さんよりのお仕事ができるナースプラクティショナーさんでしたが、 ドクターよりももっとフレンドリー、ナースとドクターのいいところを取ったような、 そんな方でした。 くわっさん「顔、黄色くないですか??黄疸かどうか心配なんですけど」 とどうせ断られるだろうと思いつつ、たずねると ボブ「お母さんがそうおもうなら早速ドクターに許可をとって、数値を測るね。 ボクもそういわれてよく見てみると黄色い思うし、 もしもなんともなかったらそちらの方がいいもんね。安心のためにチェックしよう。 血液ちょっと取るだけだからさ。」と優しいお言葉が・・・・。 が結果は、安心どころかすごい数値で。 せっかく保育器を出たひなは、今度はすぐさま 「フォトセラピー」というヒカリがあたる治療を行うため、 めちゃくちゃ暑い入れ物に、オムツ一枚で、目を隠して入れられました。 黄疸(Jaundice)は、高ビルリビンという状態になることで、 新生児にはよく見られるとはいいますが、 ひなの場合、血中ビルリビンスゴイ数値をたたき出していて、 早いところこの光線治療(フォトセラピー)をして、このビルリビンを分解しないと、 脳がやられちゃう可能性もありました、またここでもビックリの ボブさんとの素敵な偶然の出会いがありました。 いや、本当に黄色かったの。 アジア人がイエローとか言われるのとは違ってね、 新生児だから顔はまだ赤いのに、おでこと眼の周り、鼻の辺りが黄色でした。 もう、せっかく保育器から出られたのに、今度はすごく暑い入れ物に入ったひな。 目を隠すってことは目によくないってことでしょう??? その目を覆ってるのが時々取れちゃって、もー、私は、心配で心配で。 ほぼ一日NICUに入り浸り、ちょっとでも目のカバーが取れると、 一般的名お世話をしてくれる、看護師さんを呼びつけなおしてもらっていました。 (最後は、看護師さんが 『あなた、勝手に手を入れて直してもいいわよ』と許可をくれた・・・ しつこい私に親切にしてくれて皆さんありがとうねー) せっかく抱っこして授乳できたので、元気になった私の心も またどんより曇っていたら、ジェイさんがやってきて、 ジェイさん「おぅ、ひな、いいねえ、ビーチで日焼けかぁ。 サングラス(目を覆ってるもの)もして、かっこいいなあ。そうだねえ、 もう7月になるもんね、ビーチ先取りだねえ。そこはきもちいいかい??} ってしゃべりかけてましたね。 その後も、「SunTanの機械の中は退屈だろう」と言い出し、 箱に入ってるひなに向かって歌を歌ったり、暴走ジェイさん。 ついに、家から本を持ってきて読んでました・・・・・。 まあ、それでも、お陰でひなは、無事黄疸の症状も治まり、 なんと、出産から一週間後に 専門医の先生「じゃ、今日退院で」 くわっさん「(は、はやっ)」 なんと2096gで生まれて、 まだ2100g-2200gの間を行ったりきたりしているのに、 退院になってしまいました。 ちょっとビックリしたけど、上の子が毎日ハンバーガーの暮らしで、 スーパー便秘になってたし、家に帰れるのはうれしかったです。 実はこの頃、ジェイさんが8月中旬から8ヶ月の出航に出る予定でした。 だけど、ひなは6月末に生まれてすぐ退院したから、 7月から2週間、ジェイさんは育児休暇を取り、 その後も出航ギリギリまで、ひなのお世話ができたジェイさん。 本当は出航する日が予定日だったから、産まれるところも会えないし、 出航から戻ってきたら、突然8ヶ月の赤ちゃんが家に??ってことになりかねなかったのに。 だから、みんなで 「お父さんに会いたいから、がんばって早く出てきてくれたんだね。 お陰で1ヵ月半も一緒に過ごせたね、よかったね」とひなにお礼を言いました。 まあ、その出航後、私の怒涛の一人で二人子育てが始まるわけですが、 一体どうやって2ヶ月の赤ちゃんと1歳10ヶ月のほぼ赤ちゃんを、 一人で育てきったのか、今となっては記憶もないほどバタバタしていました。 (ひなはその後も毎月黄疸の数値のチェックをしに病院に行っていたし、 体重の増えが悪いから、別の病気の可能性とかいわれてたし。。。) それでも、今では二人とも元気に大きくなってくれて、学校に行く年齢になり、 私も、ジムにいったり、勉強する時間も取れるし、 家でも、子供同士は二人で楽しそうに遊んでくれてるし。 本当に大変だったけど、いい思い出になっています。 一つ思ったのは、親は子供をいつも見ているわけだから、 ちょっとでもおかしいと思ったら病院に連れて行けばいいと思います。 私はそれで、先生が見逃した、上の子の股関節脱臼、斜視も見つけたし、 下の子の黄疸も見つけました。 お医者さんはもちろんその道の専門家ですが、やっぱり他のこと比べてどうだ? 見たいなところで診察しますが、母親はわが子を毎日みているわけで。 ほかの子と比べたわが子じゃなくて、昨日のわが子と違うとかそういう風に見ているから、 母親の勘って言うのはすごいなと思います。 今、子育て中の皆さん、これからご出産の皆さん、がんばってください! 私もまだまだ、ココからは子供も大きくなってきて 別の悩みもたくさん出てくると思いますが、 この「生まれてきてくれてありがとう。健康でありがとう」の気持ちを忘れず、 がんばっていきたいです!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月10日 05時57分46秒
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