笑顔って大事だね
留学ガイドで、「アメリカではエレベーターなどに乗り合わせた場合、自分が不審者でないことを相手に伝えるために、笑顔をする」と書いてあり、「まっさかあ、いくらなんでもそんな・・」と思ったけど、確かにみんな笑顔である。「こ、怖い」と思う、マッチョなひげずらのおっさんほど、うちの子供たちに「ハーイ」と笑顔をするのは、そういうわけかも。で、そんなこんなで、知らない人に笑いかけるなんて怪しい人以外の何者でもない、と思っていたジャパニーズなワタクシですが、最近は笑顔が自然に出るようになった。スーパーで買い物するときも、私の英語が下手だで、冷たくされるんだわ、と卑屈になってたこともあったけど、最近では「私は女優」てな具合に、「Thank you very much, have a good day!」なーんて言ってる私。そうしたら、皆さん親切。男性などまじで親切よ。下心とかじゃなくて普通に、親切にしてくれる、まあ、こんなデブ母さん、子供2人連れ、ですので、そんな気持ちはないであろうが、でも、むすっとしていたときとは大違い。特に白人とメキシコ人は、アジア人には親切な気がしますが、アメリカ人男子は一般的に女性なら、老若、でぶ、細い、関係なく親切なのである。笑顔って大事なんだなーー。と思うよ。しかし、気をつけなくてはならないのは、笑顔慣れしていない日本人が、笑顔を使い出すと、普段の親切な振る舞いとアメリカン笑顔のダブル攻撃で、相手は勘違いをする、というケースを見たことがあります。私じゃないです。私は勘違いされるようなルックスではないのですが、我が家の近くのスターバックスには、とてもきれいな日本人の奥さんが働いている。私でも思わず笑顔がでるほどのかわいさ。何度かお話したことがあるので、ちょくちょく私も顔をだす。で、それで彼女を見ていて気づいたのは、お仕事も一生懸命やるし、なんというか接客が日本の接客なの。アメリカ人、その人の、笑顔に勘違いして、なんか、「また明日も来るよ」とか、「あとで時間ある?」みたいなことを聞いておったわ。夫も、「僕、君の知り合いって聞かなかったら、僕に気があると思ったかも、あの笑顔」っていっとったわ。私にしてみたら、逆に日本の営業スマイルなんだけど、普段笑わなさげなアジア人が、そんなに笑顔で接すると、勘違いをするようである。