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先週2月6日朝、ゴン太が天国へ旅立ちました 14日で16歳になる予定でした 生まれながらの盲目。 色々な事がありました。 寝たきりになって半年。 寝ながら食べたり、飲んだりしていたせいか ずっと鼻の調子が良くありませんでした。 それでも、ご飯は時々、口が飽きてメニューを 試行錯誤しながらも食べてくれて、飲み物も牛乳オンリーでしたが 飲んでくれて、この日まで迎えました。 4日の夜、突然夕飯をあまり食べられなくなりました。 食べたい気持ちがあって、食いつくのに 鼻が苦しいようでした。 それでも、1時間、30分おきに1口ずつでも食べてくれて 牛乳も飲んでくれていました。 5日朝、保育園で昨年15歳で黒ラブちゃんを亡くした 近所のママ友さんに会いました。 「もしかしたら、もうじきかも・・・」 「そうかもね。でも、少しでも食べてくれてるからね。 ただ、今までの介護は体力的にキツかったと思うけど 食べなくなったりしてからの介護は精神的にキツイよ。 しっかりね」 そんな言葉をもらいました。 現実、その日の朝もあまり食べてくれず、呼吸もどこか苦しそうで 私は泣いてしまいました。 すると、ずっちーが 「かーちゃん、まだゴンちゃんが生きているのに 泣くのは早いよ」 と怒られ、気を入れ直しました。 この2~3ケ月悩まされていた夜鳴きも、その日は あまり聞こえませんでした。 でも、逆にそれが心配で夜中も何度か様子を見に行って 牛乳を飲んだり、ご飯を1口食べたりしていました。 6日朝、起きるといつものように鳴き声が聞こえました。 いつも朝は、ご飯をねだるのか鳴いていたので、私も 「ハイハイ、ご飯ねぇ~。ちょっと待っててねぇ~」 なんて、いつものように独り言を言いながら、ずっちーのご飯を用意して ゴン太に温めた牛乳を持って行きました。 小屋に入ると、いつもうつ伏せでいるゴン太が何故か横向きに寝ていました。 まるで、若い時のように・・・。 おかしいな?と思って、近づいた時にはすでに旅立った後でした。 でも、身体はまだ暖かくて・・・。 スグに、両親、弟、ずっちーを呼びましたが、動きませんでした。 私が小屋に行く10分前に弟が様子を見に行っていて たった5分前まで鳴いていたのに・・・。 でも、本当に寝ているような顔で、何だか私たちを騙そうと お芝居をやっているようにも見えて・・・。 登園前だったずっちー。 最初は泣きじゃくる私の心配をしてくれていたのですが 徐々に悲しみが湧いてきたようで、遅れて登園した時には 泣き出してしまいました。 先生に事情を説明して、先生も 「気分転換をさせておきますね」 と言ってくれました。 午後は、小学校の体験入学と保護者会があったのですが 私もほとんど説明なんて耳に入ってはきませんでした。 それでも、帰りに私とずっちーを気遣って仲良しRくんとママさんが 家に来てくれて、ゴン太を撫でてくれて、ずっちーと遊んでくれて 夜も同じクラスの他のママ友さんがTくんと一緒に来てくれて ゴン太も私もずっちーも本当に幸せ者だなぁ~と思いました。 夜、お風呂で、ずっちーが 「ボクはゴン太に何もしてあげられなかった」 と言いました。 「そんな事ないんだよ。一緒にお散歩も行ったし お母さんがゴン太の御世話をしている時だって ずっちーが一人でお留守番してくれていたから出来たんだよ みんな、一生懸命に頑張ったね」 「うん。でも1番頑張ったのがゴン太だよね」 ずっちーがこういう気持ちを持つ事が出来たのも ゴン太のおかげです。 最後の朝・・・あと5分早く小屋に行ってあげてたら 看取ってあげられたのに、一人で寂しく旅立たせてしまった事が 1番後悔が残りました。 2月7日、荼毘しました。 最後の体重は最盛期の半分の27キロでした。 みんなでお見送りに行ったのですが 2時間半くらい掛かると言われ、一旦、家に戻り、お骨の拾い上げも 施設の方がやって下さるという事で、その頃に弟がお骨を引き取りに 来る予定だったのですが、どうしても一人で荼毘されていくのが 可哀想だったので、私一人だけ残らせてもらいました。 そして、お骨も弟、私、ダンナさんの3人で拾わせてもらいました。 ずっちーは、終始号泣でした。 先に、じじ&ばばと家に帰る事を嫌がりましたが 「ずっちー、ゴン太に最後の優しさを見せてやろうよ。 お母さんはココに残る事が最後の優しさ。 ずっちーは、家に帰ってばばとお留守番しているのが最後の優しさ」 「うん、分かった」 ずっちーが一回り大きくなった気がしました。 私も看取ってあげられなかった後悔が、残った事で半減した気がします。 でも、まだまだ居ない事には慣れていなくて、思わず夕飯を作ったり 何となく鳴き声が聞こえてるような気がしたりしてはいます。 正直、本当に体力的にも精神的にもキツい半年でした。 もうイヤになって、ワケもなく鳴くゴン太を叩いてしまった事も ありました。 夜中に起きていくのが億劫で、布団を被って聞こえないフリを した事もありました。 分かってはいた事ですが、どんなに精一杯やったつもりでも もっと何か出来たんじゃないか?そう思ってしまいます。 でも、旅立ってしまった後は人間のエゴしかありません。 せめて、良く思ってあげようと・・・。 周りの人は「ゴン太は幸せな犬だったよ」と必ず言います。 でも、私はゴン太が幸せな犬だったとは思えません。 でも、それを私が認めてあげなければ 本当に可哀想な犬になってしまいます。 安らかに眠った顔をしていたゴン太の顔を思い出すと きっと苦しむ事なく、幸せな気持ちで旅立って行けたのかなと思います。 ずっちーが最後にゴン太に手紙を書きました。 「ごんたへ ないていたのに、いってることを わかってあげられなくてごめんね てんごくでたくさんあそんでね ありがとう」 16年間、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 私もずっちーも教えられる事は多々ありました。 今はまだ、有り余った時間にとまどう日々ですが 今までの感謝も込めて、ずっちーや小次郎にその時間を 費やしてあげたいと思っています。
命に付き合う 2014/12/17 コメント(2)
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アイジ
何気ない日々の中で感じた事や趣味の事、長年の相棒「神経不安症」を抱えての子育て生活、いろいろな事を書いていきたいと思います。
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