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カテゴリ:法科大学院と司法試験
今日は、息子の小学校入学前の健康診断の日でした。初めて息子は小学校の校舎に入るのです。こういう節目の時は、やはり母親が行ってやらねばと思い、今日は学校を休みました。
今日は、行政救済法のミニテストがある日です。先週あるはずだったのですが、先生が風邪で休講になって1週ずれてしまいました。ついていないときはこういうものです。 先生には、理由を言って、欠席する旨お話しました。 健康診断は午後からです。こういう日は、日ごろできない用事を一気にやろうと、午前中はあちこちまわりました。その中に、以前アルバイトしていた文房具屋さんがあったのです。 この文房具屋さんは、私の小学校時代の先生ご夫妻が経営されているのですが、私がロースクールに入る前にアルバイトをしたのです。その時は、結婚式場のアルバイトと花屋のアルバイトも掛け持ちしていて忙しかったのですが、それも結構楽しかったのでした。 先生はとても気にかけてくださって「お店を譲りたい」とまでおっしゃってくださったのですが、私のロースクール合格が決まったので、残念がったり喜んだりしてくれたりして、「がんばってね!」送り出してくださったのです。 「せーんせい♪」とお店に入って行ったら、「ああ!どうしてる?がんばってる?話をしていたところなのよ。新聞やニュースで就職が大変だって聞いたから。」ご夫妻で思いっきり心配してくださっていました。 みんな、会う人会う人その心配ばかりです。確かに就職も心配ですが、その前に合格するのかという大問題があるのです。 「だーいじょうぶよ。ダメなわけがないじゃないの。心配はしていないわ。」と明るく言われてしまいましたが、「でも、先生。私は今まで、ツメの甘さと本番の弱さで試験は良いことがなくて。大丈夫だ大丈夫だと言われ続けて大丈夫だったためしがないんです。」 そんな話から、試験が1週間も続くとか、ジムニースティックを1日1本使ったとかって話したら、ジェットストリームの話になって、ジェットストリームのラバーグリップというのがあるという話になりました。早速、注文して取り寄せてもらうことにしました。ついでに、ジムニースティックも頼みました。替え芯もジェットストリームが20本、ジムニースティック10本注文しました。 シャープペンシルを見ていたら、先生が「0.5って言うのは、ちょっと力を入れると芯が折れちゃうでしょう?0.7とか0.9の方が、鉛筆感覚で使えて楽なのよ。」と教えてくださったので、「どれどれ」と思って書いてみたら確かに書きやすいのです。マークシートで染めるのも楽そうなので、買ってきました。マークシートも初日まる1日合計5.5時間もの間、マークし続けるのですから筆記用具も選ぶにこしたことはありません。選んでも300円とか400円とかの話なので、必要経費だと思うことにしています。 2月3月の弟の入院のこととか、祖母が亡くなった話とかをして、先生も背骨の手術をされて大変だったと聞きました。今年は先生も大変な年だったようです。 すっかり話し込んで、ノートや筆記用具を買った袋を抱えて「ありがとうございました」とお店を出るときに、先生が「でもさ、大変なことをやっている割には、とても良い顔をしているよ。とてもそんな苦労しているようには見えない。今の調子で、健康だけは気をつけて。」と励ましてくださいました。 確かに、弟が入院しているころを思えば、今は順調そのものです。弟も、再手術を心配していたのですが、その後、悪化することはなく、しばらくは心配なさそうです。一時は、心配な兆候があって、秋口に再手術かもしれないと言われていたので、本当に心配していたのです。 お店をやめてずいぶんたつのに、いつも気にかけてくださっているので、恩師とはありがたいものだと思います。 「良い顔をしている」かあ。先生にはそう見えるんだなあ。確かに前向き100パーセントではあるな。うん、このままの気持を維持できるようにがんばろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月25日 19時42分31秒
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